NEC、メトロネットワーク向けのギガビットイーサおよびWDM装置を発売

【 国内記事】 2002年1月10日更新

 NECネットワークスは、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)向けの光通信装置のラインアップを強化する。あらたに発売されるのは、ギガビットイーサ多重光伝送装置「SpectralWave MG」シリーズの新製品と、複数のSpectralWave MG製品の通信を同一光ファイバ上に多重化するCWDM装置「SpectralWave Metro」シリーズの新製品。

 SpectralWave MGシリーズは、通信速度によってMG8000/MG8200/MG2000の3モデルがラインアップされる。最大伝送距離は80km。MG2000はギガビットイーサの他、ストレージエリアネットワーク(SAN)にも対応している。モデルと通信能力は以下のとおり。

 ・MG8000:ギガビットイーサ×8を、10Gbpsに多重
 ・MG8200:ギガビットイーサ×8を、2.4Gbps×4に多重
 ・MG2000:ギガビットイーサ×1またはSANインターフェースを、2.4Gbpsに多重
(※ MG8000は、MetroGiga8000から名称変更)

 また、SpectralWave Metroシリーズは、同一光ファイバに複数のトラフィックをのせることのできるCWDM(粗密度波長多重)装置。CWDMを採用したことで、安価に大容量化が図れるとしている。4回線多重の「Metro140」と8回線多重の「Metro180」の2モデルがラインアップされる。Metro180でMG8000を8台接続した場合、80Gbpsのトラフィック(ギガビットイーサネット64本分)を2芯のファイバでやりとりできるようになる。
(※ Metro140はMetroGiga-OM4から名称変更)

 メトロエリアネットワークは現在、おもに通信事業者がバックボーン用に使用しているが、NECでは今後、一般企業などの利用も広まるものと見込んでおり、今後3年で15,000システムを販売する計画。これらの製品は、ファイバオプティクスEXPO(東京ビッグサイト・1月16日より)で展示される。

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