ZAQ、バンプレストとの提携でゲームセンターと同じ景品がゲットできるクレーンゲームなどをWebで提供

【 国内記事】

2002年3月28日更新

　関西マルチメディアサービス（ZAQ）は、クレーンやスロットゲームなどゲームセンターでおなじみの景品獲得ゲーム「とったもんゲッター」をWeb上で提供開始した。

　とったもんゲッターは、ゲームセンターで遊ぶときと同じように操作し条件をクリアすれば、ポケモンぬいぐるみやミニモニ。ストラップなど400種類以上の景品がゲットできるというアミューズメントゲーム。まさに、ゲームセンターをそのままWebに持ってきたという印象だ。ただし、ゲームをはじめる前に、景品やゲーム種類を選択できる点はWebならではの特典だろう。ゲームの種類は、「コンビニキャッチャーDX」「コンビニキャッチャー」「スロットリフター」「スロットリフターDX」「クレーンキャッチャーDX」「クレーンキャッチャー」「バルーンシュート」「バルーンシュートDX」の8種類。

　ゲーム自体はすべて無料で楽しめる。ただし、無料ゲームではゲットした景品を実際にもらうことはできない。ゲットした景品を実際に欲しい場合には、有料ゲームを選択する。有料ゲームでゲットした景品は、最大30日間保管されるうえ、指定場所に配送してもくれる（別途、配送料が必要）。利用料はゲームの種類よって1回100円もしくは200円。支払いにはWebMoney、＠QUO、デジコインが利用できる。また、複数回割引などユニークな割引制度もある。景品の配送料は、1〜2個が480円、3〜5個が380円、6個以上が280円と、個数が多くなるほど安くなることも要チェックだ。

　本ゲームは、無料ゲームでも楽しむことができ、有料ゲームでは景品を獲得できると、これまでのブロードバンドコンテンツにはないユニークさがある。それもマニア必見のレアアイテムやなかなか取れない景品を用意することで、有料ゲームの付加価値を高めているのは注目に値するといえそうだ。

　とったもんゲッターは、ZAQとアミューズメント景品ビジネスのトップメーカであるバンプレストの両社がブロードバンドコンテンツの提携に合意したことで実現、その第1弾として提供されるものだ。今後も、新サービス開発に取り組むとしている。

　同社らは本日より4月29日までオープニングキャンペーンを実施する。キャンペーン期間中に会員登録すると、抽選で50名に本ゲームに利用できるデジコイン2,000円分を、30名に景品詰め合わせを、20名にメールソフト「スーパーロボットバトルメーラー」が当たる。

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