マツダの新コンセプトカー「葉風」(HAKAZE)登場+D Style News

» 2007年02月05日 19時00分 公開
[ITmedia]

 マツダは2月5日、新しいコンセプトカー「葉風」(HAKAZE)を発表した。アクティブな30〜40歳代を想定したクーペスタイルの4人乗りSUV。3月上旬に開幕する「Salon International de l’Auto in Geneva」(ジュネーブモーターショー)にワールドプレミアとして出品する。

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 昨年11月のロサンゼルスモーターショーで披露した「流」(ながれ)、1月の北米国際自動車ショーで発表した「流雅」(りゅうが)に続く“Nagare(ながれ)”デザインコンセプトの第3弾。ドイツ、フランクフルト近郊にあるマツダ欧州デザインセンターが手がけ、「止まっている時でさえ、しなやかに風を切って走る姿」をイメージして「葉風」と名付けられた。

 コンパクトなボディは、車幅が1890ミリ、車高1560ミリ、全長4420ミリ。ドアハンドルやミラーは搭載せず、ミラーの代わりにエクステリアカメラを使用する。Bピラーもなく、ガラスルーフの後ろ3分の2は、取り外してリアバンパーの下にあるコンパートメントに収納可能だ。この状態でウインドウ(フレームレス)をすべて下げると、ロードスター感覚を味わえるという。

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 エクステリアは、“自然の動き”がモチーフだ。たとえば、ボディサイドには砂丘の“風紋”からヒントを得たというパターンが刻まれ、これにフロントからサイドパネルへと繋がるサイドフィーチャーラインやフロントガラスのルーフラインが組み合わさって、側面から見ると力強い“流れ”を形作る。また20インチの大径ホイールは、砂丘とプロペラをモチーフにしたスポークのデザインとタイヤのパターン(の縁)が一体化して“動き”を表現した。

 主な仕様は下表の通り。

名称 MAZDA HAKAZE(葉風)
エンジン MZR 2.3L DISIエンジン
トランスミッション 6速電子制御スポーツオートマチック
アクティブ・トルクコントロールカップリング4WDシステム
タイヤ 255/50 R20
20×9J

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