国内ビールメーカー5社(サッポロビール、サントリー、アサヒビール、キリンビール、オリオンビール)とビール酒造組合は2月13日、毎年5月下旬を「ビールデンウィーク」と定め、全国規模でビール需要の喚起を促す取り組みを行うことを明らかにした。競合するビールメーカーによる、共同のビール市場活性化への取り組みは、日本で初めての試みとなる。
ビールデンウィークとは、発泡酒、新ジャンルの消費量が伸びる中、ビールの魅力を見つめ直すきっかけになればと、ビールメーカー5社が提唱する「ビールを愉しむ週間」のこと。“ビールで宴(えん)”というフレーズをもとにしている。ビアガーデンのオープン時期と、ビール大麦の収穫準備が始まるシーズンであることから、5月下旬に決定したという。
ビールデンウィークの一環として、2007年5月24日から4日間、六本木ヒルズで、大規模なビールイベント「ビアフェス2007」を開催。ビール×エンターテイメント“ビアテイメント”をコンセプトに、ビアマイスターの注ぐ各社の利きビール体験や音楽ライブ、パフォーマンスなどの催しを行う予定だ。
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