ドラマティックZoom-Zoom!――新型アテンザフォーラムに参加しました+D Style モテるクルマの選び方(1/2 ページ)

» 2008年04月04日 00時01分 公開
[今井優杏,ITmedia]
photo 昨年フランクフルトショーで撮影したMAZDA6ことアテンザ。ライティングによって、美しいボディの陰影が際立って見えます

 国産車において、マツダのデザインは特別な存在感を放っています。

 日本車はつまんなくなった……なんて決して言えない躍動感あふれるドラマティックなエクステリアとインテリアは、新たなマツダファンを生みました。実際、私の周りでも「なんかデミオが気になるぅ!」なんて女子トモが増えちゃったんですよね。

 理由はもちろん、「カッコイイから」。

 単純明快。だけど今の時代は、クルマを性能ではなく、こんな風にデザインで選んでいる人もたくさんいるってこと、やっぱり見逃せない事実です。


photo マツダR&Dセンター横浜の中庭。2台のアテンザ(向こうにはスポーツワゴン)が注目を集めていました

 そんなデザインに優れた数あるマツダ車のなかでも、今最も話題のクルマといえば、やっぱりアテンザではないでしょうか。

 セダン/スポーツ/スポーツワゴンのバリエーションを持つこのアテンザ、欧州では昨年末に「MAZDA6」の名前で発売されています。

 クルマにうるさい欧州にあって、MAZDA6は好調に人気を伸ばしているそう。特にドイツでの評価が高いと聞いています。

 私も某紙の企画で東京から大阪までのロングツーリングをアテンザ・スポーツワゴンで経験しましたが、走行性能のみならず、とにかくドライバーのテンションをときめきに変えるデザインにはただただ脱帽。


photo こちらがスポーツワゴン。ユーザーさん参加のフォーラムということで、来場者の皆さんはドアを開けたりして真剣にご覧になってました

 特に私がうっとりしたのは夜の演出でした。

 街灯の少ない真っ暗な新名神の直線を静かなキャビンで抜けてゆくとき、私を高揚させ続けたのは、オレンジとブルー、2色のライティングに彩られたコクピット。

 その中では孤独さえクルマとの対話の時間に変わります。

 そんなある日のこと。取材を終え、ああ、アテンザは良かったな……なんて余韻に浸っている私のもとに、1通のメールが舞い込んできました。


photo 会場の様子。相当広いのですが、こんなにたくさんの参加者が!!

 「こんなフォーラムがあるけど、行かない?」――普段とてもお世話になっている業界の方から。どれどれ、と開いてみると「マツダ・新型アテンザフォーラム〜その技術とデザイン」の文字が!

 マツダは新車が発表されるごとにこういったフォーラムをユーザー向けに開いています。私もユーザーの皆さんに交じって、参加させていただきました。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.