「007」歴代悪役がスウォッチになって一挙襲来?!+D Style News(1/3 ページ)

» 2008年10月02日 18時48分 公開
[ITmedia]

 1962年に第1作目が発表されて以来、スパイ映画として人気の高い「007」シリーズの新作「007/慰めの報酬」が、2009年1月に公開する。その公開に合わせて、ボンドと過去に戦いを繰り広げてきた“悪役”に注目し、モチーフとしたウォッチが、スウォッチ グループ ジャパンから「007/ヴィラン・コレクション」として登場した。

 秘密兵器を駆使し、セクシーな魅力で多くの人々から愛されてきたスパイ、ジェームズ・ボンド。彼が繰り広げてきたシリーズ22作という長い戦いの歴史の中で、武器も陰謀も個性豊かな悪役たち。それぞれの悪役が登場する作品名を冠した21製品が現在販売されており、最新作をフィーチャーした「慰めの報酬」のみ12月に発売を予定。価格は、7350〜3万450円。

 今回は、007の歴史をたどるヴィラン・コレクションを、モチーフとなった悪役とともに紹介する。

「ドクター・ノオ」――ドクター・ノオ

 シリーズ映画化第1作目となる「007/ドクター・ノオ」の悪役は、世界征服を企む犯罪組織スペクターに所属する科学者ノオ博士だ。

photophoto 「ドクター・ノオ」と、モチーフとなった悪役ドクター・ノオ

 このモデルは6.6ミリの薄さを誇るクロノグラフ、「スキンクロノグラフ」。ベルトは劇中でノオ博士が着用していたマオカラーのジャケットをイメージしたホワイトとベージュのデザイン。ホワイトのケースで、リューズとプッシュボタンにはブラックを配した。

 ダイヤルはツヤを抑えた明るいベージュで、ノオ博士にゆかりのある原子炉の計器を思わせるデザイン。また、クライマックスで重要な役割を果たす、“DANGER LEVEL”の計器表示をインナーベゼルで表現した。

 価格は1万6800円。

「ロシアより愛をこめて」――ローザ・クレッブ

 映画化第2作「007/ロシアより愛をこめて」では、旧ソビエト連邦・情報機関の女性大佐ローザ・クレッブがボンドの宿敵。

photophoto 「ロシアより愛をこめて」と、モチーフとなった悪役ローザ・クレッブ

 時計は、彼女が戦いの際に身につけるメリケンサックをラグで、ボンドが悪役との交渉の際に使用した金貨をサテン仕上げのバンドで表現したユニークなデザインとなっている。また、ダイヤルの3時位置にはロシアを象徴する星のエレメントを施した。

 価格は1万1550円。

「ゴールドフィンガー」――オッド・ジョブ

 本作での悪役は、金の密輸などを行い世界経済の壊滅を狙うゴールドフィンガー。このモデルでは、彼の部下であり、武器にもなる山高帽をかぶったオッド・ジョブをイメージしている。

photophoto 「ゴールドフィンガー」と、モチーフとなった悪役オッド・ジョブ

 ステンレススチールを素材とした「アイロニー・ザ・クロノ」。このモデルでは金塊を思い起こさせるデザインに仕上げた。ブレスレットには007のロゴが刻印されている。

 ディテールにこだわり、ダイヤルにはゴールドを基調にブラウンの線でのダイヤ柄のモチーフをかたどった。インデックスもゴールドで、秒針は繊細なホワイトを施し、インナーベゼルには秒速を計るタキメーターを採用。

 価格は3万1500円。

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