女子が連れていってほしい「クリスマスデートスポット」 特集 2008年クリスマス(3/3 ページ)

» 2008年12月15日 09時30分 公開
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  • 女心をつかむレストラン選びのポイント
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意外性が決め手! 悪女が落ちるデートスポット
元銀ホス女性社長が語る“悪女の落とし方”

 不景気の世の中でも、変わらずに華やかに輝いている街・銀座。そんな銀座で、成功を極めた男たちがお金を落としていく夜の社交場でナンバーワンだったのが、現在「アップウェブ」を経営する藤田尚弓さんである。

 フェロモン漂う藤田さんは、元銀ホスの女性社長という肩書きだけでも“高めの女”感が匂うのに、さらに「悪女学研究所」なる女性だけのコミュニティーの所長でもあるのだそう。“悪女”という言葉にあやしげな妄想が広がっていくが、どんな集まりなのだろうか。

 「悪女学研究所は、歴史上や小説、映画の中の悪女たちを軸に、悪女的生き方を研究しています。欲求に忠実なために、時に周囲を翻弄してしまう女性。男性に応援されることが多くても媚びるのは大嫌い。下心を利用することもある。周囲からの批判が多くても気にしない。そんな女性が悪女の定義ですね」

藤田尚弓さん

 いたって真面目に悪女的ライフスタイルを提唱する藤田さんが、今までに印象に残ったクリスマスの思い出は、やはりゴージャス!

 「例えば、ホテルニューオータニ内のバーで待ち合わせをし、ブルガリ本店の秘密のお部屋でシャンパンをいただきながら、担当さんお勧めアクセサリーのフィッティング。8桁のプライスのアクセサリーをまとってエレガンス感をアップし、ヘリで東京の夜景を楽しんでから、会員制レストランでスペシャルな料理をハープを聞きながらいただく。そんな過ごし方をしたこともありましたね」

 そんな、贅沢を知り尽くした藤田さんのような女性を満足させるクリスマスのデートスポットとは……。

 「私は、クリスマスの時に気合いを入れてお出かけをして、あまり良い思い出がないんですね。クリスマスのデートスポットはどこも混んでいて、レストランも同じ時間から同じメニューをみなさんに出しますよね。しかも、混んでいるから、出てくるのが遅かったり、サービスが散漫になることもありますし。それでしたら、むしろ普段は行列ができているラーメン屋さんなど、空いていて穴場でしょうし、サプライズになると思います。あとは、和食や鍋もいいですね〜。輸入食料品の売っているオシャレな高級スーパーで思いっきり豪華なおつまみやシャンパンをお買い物して、自宅でゆっくりお祝いするのもおすすめです。もし男性の方がお料理なんか作ってくれたりしたら、クラッとしちゃいますね(笑)」

 意外や意外。元銀ホスの悪女社長が過ごしたいクリスマスデートは、和みスポットでのデートだった。

 「男性にも簡単に作ることができる、“悪女殺し”な鍋を教えちゃいますね。土鍋にスープと鴨肉、たっぷりのクレソンを入れただけのお鍋。赤ワインにも合いますよ。実はこれ、映画『失楽園』に出てくるので“失楽園鍋”って呼ばれているんです。さっと作ったら彼女も惚れ直しちゃうと思いますし、話題性もバッチリですよ!」

+D Styleセレクト・悪女を癒す和食レストラン
“ちょっと気軽にすっぽん鍋”がエロティック!「えびす小町」

 11月に恵比寿にオープンしたばかりの鍋ダイニング「えびす小町」。店名は、世界三大美女の小野小町に由来している。美容と健康にいい食材、そして“食べあわせ”がコンセプト。同店自慢の三大美人鍋は、浜名湖産の3年物のすっぽんを、利尻産昆布や大分日田天領水を使用して半日煮込む「すっぽん鍋」と「ぷるぷるモツ鍋」、「コラーゲン豚足鍋」の3種。鍋の中にオプションのコラーゲンボール(300円)やヒアルロン酸ボール(400円)を追加したら、彼女の肌も心もますます潤うこと確実!

 「すっぽん鍋」といえば高級料理。料亭のような専門店で食べるイメージがあるが、駅近のダイニングで上質の味を楽しめるという意外性とカジュアルさが、ふたりのリラックス度を高めてくれる。個室は6室、訪れるならぜひリザーブしておきたい。

「えびす小町」01
(左)メニュー (中)「えびす小町」02 (右)「えびす小町」03
鍋ダイニング えびす小町

住所:
電話:
営業時間:

東京都渋谷区恵比寿4-3-1 クイズ恵比寿2F
03-3444-3939
ランチ 11:30〜14:00(月〜金)/ディナー 17:00〜23:30(L.O.22:30)
定休日なし

http://r.gnavi.co.jp/e120900/

青山の隠れ個室で、時間を気にせずふたりの夜を――「莉境庵(りきょうあん)」

 重厚な銅板のドアを開けると、天然木をふんだんに使ったインテリアと大きな松の盆栽が目を引くモダンな和の空間「莉境庵(りきょうあん)」。一枚板のカウンター席とテーブル席のほか、壁に非接触ICカードをかざすとドアが動き、その奥に個室が現れるという、隠し部屋のようなオドロキのしつらえが特別な夜の気分を盛り上げてくれる。

 「鹿島灘の地蛤(じはまぐり)」や、九州から空輸で仕入れる鮮魚を中心に、岩手の前沢牛・ヘルシーなせいろ蒸し、沖縄県産のあぐー豚など、日本全国より厳選した旬の食材を使用した豊富なメニューの数々とデザートの充実ぶりに、グルメな彼女も満足。女性客はコースメニューの予約時にお願いすると、デザートを7点盛りにグレードアップしてもらえる。

「莉境庵(りきょうあん)」01
(左)「莉境庵(りきょうあん)」02 (中)メニュー01 (右)メニュー02

 また同店のコースメニューを予約すると、かなりプレミア感のある特典がある。なんと、トヨタ・センチュリーで送迎をしてくれるのだそう(予約時に要確認)。どんなに遅くまで飲んでも、帰りの時間を気にせずにいつまでも語り合うことができる。少しだけ秘密めいたクリスマスは、ふたりの親密感がぐっと高まり、いつもは出てこないような話も出てくるかもしれない。

莉境庵(りきょうあん)

住所:
電話:
営業時間:

東京都港区南青山3-3-3
03-5785-0089
18:00〜4:00(L.O.3:30)
日曜日定休(祝日をはさんだ連休の場合最終日)

取材・文/似鳥陽子



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