トヨタ自動車は、1月11日に開幕した2009年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)に、同社の高級ブランド「レクサス」初となるハイブリッド専用モデル「HS250h」を出展した。
2.4リッターのアトキンソンサイクルエンジンとモーターによるハイブリッドシステムには、 排気熱で冷却水を温めることで低温時のエンジン暖機時間を短縮し、燃費の向上を図る「排気熱再循環システム」を採用。エンジンは最高出力110kW(147hp)を発生し、ハイブリッドシステム全体では最高出力140kW(187hp)を発揮。同時に発表された新型プリウスよりもパワフルな設定になっている。
植物を原料としたエコプラスチックを表皮材としてラゲッジトリムに採用したほか、スカッフプレートやツールボックスなどボディーの各所に適用した。
ドライバーの視線移動を最小限に抑えるため、ヘッドアップディスプレイを搭載。また、センターコンソールに手を置いたまま指先の感触でナビ画面のポインターを操作できる「リモートタッチ」を採用するなど、先進的で操作性に優れたコックピットにデザインされた。
そのほか、ドライバーモニター付きプリクラッシュセーフティシステム、レーダークルーズコントロール、レーンキーピングアシストなどの採用により、高い安全性能を確保したとしている。
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