3月5日、世界16カ国・地域が参加する野球の世界大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の日本代表戦が東京ドームで開幕した。野球観戦といえばビール片手にホットドッグをかぶりつくのが本場のスタイル。その醍醐味がなんと東京・秋葉原のマクドナルドで味わえる――?!
日本代表のオフィシャルパートナー・マクドナルドはWBC開幕の同日、食事をとりながら日本代表戦を観戦できる「WBC 日本代表応援ショップ」をマクドナルド秋葉原ソフマップ店に特設オープン。同店にはパブリックビューイングスペースを設け、食事を取りながら日本代表戦を観戦できる。
野球発祥の地であるアメリカでは球場ごとにオリジナルのホットドッグが販売されており、ロサンゼルス・ドジャースが本拠地とするドジャー・スタジアムのホットドッグ「ドジャー・ドッグ」などは名物として多くの人に愛されている。そのように野球とは切っても切り離せない食べ物“ホットドッグ”だが、「マクドナルドのメニューにホットドッグってあったっけ?」と疑問に思った読者も多いことだろう。
そう、このホットドッグは3月6日から朝マックの新メニューとして投入される「マックホットドッグ クラシック」。アキバのWBC 日本代表応援ショップでは、初戦に合わせてこの新商品が無料配布されたのだ。野球を見ながらホットドッグを食すとは、本場さながらの楽しみ方ではないか……! +D Style編集部は、一足先にマックホットドッグ クラシックで野球観戦の醍醐味を満喫するべく、WBCに沸くマクドナルド 秋葉原ソフマップ店へ潜入した。
マクドナルド 秋葉原ソフマップ店は、WBC一色に染められていた。店員さんはみなオリジナルユニフォームを着用。応援メッセージや選手の写真が、階段の踊り場や店内の壁、レジの下までも配され、店内に入るだけでWBCムードを体感できる。
同店の2階には50インチのプラズマモニターが設置されており、試合を見ながら食事を楽しむことができる。同店でパブリックビューイングが行われることを知らずに入ってきたお客さんも多く、初めは店内の応援ムードに驚く人もチラホラ。しかし、徐々に会場は一体になり、特別顧問・王貞治氏が登場するシーンでは多くのお客さんが画面を食い入るように見つめ、選手が名プレーをすればともに声を上げ喜ぶシーンも見られた。
試合の中継が始まってしばらくすると、フロアにお待ちかねのマックホットドッグ クラシックが登場。見た目は、女性の手にもすっぽりとおさまるサイズでボリュームは控えめ。朝に合わせて開発した商品であるため、胃に負担をかけず簡単に食べられるように……という配慮があるのかもしれない。
一口かじってみると、ふわふわと柔らかいながらもかみ応えがあるバンズと、ソーセージのシャキシャキ感が良く合う。「忙しい時間でも食べやすいように」(担当者)と、バンズにスチームをかけて軟らかくしているという。スチームで蒸されていても、べたべたせず口触りもいい。ソーセージは粗びきで、シャキシャキとさわやかなかみ応えに仕上げた。
ケチャップは少なくその風味も控えめで、一方で比較的多めに入れられた粒マスタードレリッシュが酸味を出している。塩気は強いが、割と上品な味だ。会場で口にしたお客さんから「もうすこし辛みがあってもいいかも。ケチャップとマスタードを自分で調整させてほしい」という意見も出たように、普段ケチャップやマスタードをいっぱいかけて食べる人には物足りないのかもしれない。その分パクパクと食べられる味に仕上がっており、小腹がすいた時にちょっとつまみたい一品。朝マックのみでの提供というのは、少し残念だ。
お客さんに話を聞いてみると、女性に多かったのは「パン(バンズ)がふかふかしておいしい」という意見。それ以外にも「ソーセージがうまい」、「とりあえずうまい」などWBCでテンションの上がったお客さんたちにも好評だった。
同商品は、3月6日から全国のマクドナルド(一部店舗を除く)にて開店時間から午前10時30分までの朝マックの時間帯(24時間営業店舗では午前5時〜午前10時30分)に販売される。単品価格は220円で、バリューセット(ハッシュポテト、ドリンクS付き)は420円だ。ボリュームという面では少々物足りないが非常に食べやすく、朝食時間があまり取れない人や、朝から量は食べられない人にお勧めしたい。
いやー、ホットドッグ片手にWBC生中継観戦って、やはり盛り上がるわぁ。仕事を早く終わらせて第2戦以降もぜひ……って、あれ? マックホットドッグ クラシックの販売時間は“朝マック”だけって……。えぇー(涙)。
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