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熱い夜を感じながらカリブ海の味を堪能

西麻布 タフィア 【住所】東京都港区西麻布2−15−14ウエストポイントビル1F 【電話】 03-3407-2219 【営業時間】 19:00〜28:30 【定休日】 日・祝



ラムにあわせ、カリビアン料理とシガーも楽しめる

日本の夏は暑い。だからこそ飲みたいのがラムなどの蒸留酒だ。
冷えたビールの魅力は捨てがたいが、アルコール度数がやや高めの酒などをキュッと飲むと、汗がサッと引いていく。
ということで、ラムを飲むなら、ここ「タフィア」を紹介したい。
西麻布の交差点から小路をちょっと入った場所に佇むこの店は、ラムをフィーチャーしたバーである。
なんとその種類は180種類ほど。また、ラムに相性抜群のスパイシーなコロンボ・カレーやマンゴーのススカイもぜひ食べてほしい。
また、ラムとは切っても切れないシガーを愉しむのも、大人の悦びである。

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イメージ写真02 まさに夏の代名詞。キューバの代表的カクテル「モヒート」

暑い中南米生まれの様々なカクテルを楽しめるのも、この店の魅力である。特にラムを使ったカクテル「モヒート」(Mojito)はこの店の名物。
モヒートはキューバを代表するカクテルで、スペアミントの爽やかさの中にライムの酸味ときび砂糖の甘みが心地よく、グイグイと飲めてしまう。
なんといってもスペアミントの味が決め手だ。これは本場キューバではイエルバ・ブエナ(スペイン語でよい草の意味)と呼ばれるハーブを用いる。ほかにもブラジルの代表的なカクテル「カイピリーニャ」やフランス海外県マルチニックの「ティ・ポンシュ」なども人気だ。

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ライム1/4を搾る。ペルー産のものを使用。皮が薄く、酸味の中にも甘みを感じるのが特徴。

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モヒートの肝、スペアミントを入れる。こちらも産地直送のフレッシュなものを使っている。

       
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「パネラ」と呼ばれるコロンビア産の砂糖を入れる。赤褐色でミネラル分などが豊富な砂糖だ。

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炭酸をほんの少々入れて、スペアミントを上から押しつけるように潰す。香りが出てくる。

       
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ホワイトラムを入れる。やはりキューバを代表するラムである「ハバナクラブ3年」を使用。

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よく撹拌した後に、ロックアイスを入れて、最後の炭酸を入れて軽く撹拌すると完成。

WRITER/橋本 裕之

PHOTO/菅沢 健治