» 誠Style »

憧れの“縁側”をガーデンルームで実現
どんな家に住んでいても“縁側”には心を惹かれる

 家を建てようというとき、いまでは和風から洋風まで、実に豊富なバリエーションが用意されており、自分の好みに合う建築様式を選ぶことができる。とはいえ、周り近所を見渡してみると、どちらかというと洋風の部類に入る家ばかり。
 よく手入れされた年代モノの和風家屋はたまに見かけるものの、新たに“昔ながらの純和風家屋”を建てようという人は(特に都市部においては)比較的少ないようだ。かくいう我が家も、畳の間さえ取り入れていない状況である。やはり、生活様式の変化による流れで、やむなしということか。
 しかし、まったく和風ではない家に住んでいる、あるいは、これから住もうとしている方でも、“和風家屋独特の縁側にだけは憧れる”という意識が心のどこかに横たわっていないだろうか。勝手な決め付けにすぎないのかもしれないが、少なくとも自分にはそうした感情がある。ならばと、庭に面するガラス戸に“濡れ縁”をつけてはみたものの、当然ながらまったくの別物であり、とうてい満足できるわけはない。
 縁側の魅力。それは、物理的にも、そして、観念的にも、屋内と屋外の中間に位置することだろう。いわば、第3の空間だ。構造はさまざまあるが、たとえば障子と雨戸など、多重に構成された仕切りを各々に開閉することで、外観においても、そして、用途においても、いかようにでも変化を遂げられる。
 程度の差はあれ、屋根あるいは壁に囲まれた半分閉鎖的で半分開放的な場所という意味では、パティオや屋上の魅力も同系統のものといえるだろう。もちろん、ウッドデッキやテラスは、いわずもがなである。
 コンピュータやインターネットを取り巻く業界に身を置き、オフタイム/オンタイムを問わず、半ば強制的に、あるいは、自ら好んでインドア寄りの生活スタイルになりがちな我々だからこそ、逆になおさら、こうした縁側のように、何らかのかたちでアウトドアとの接点を持っていたいと感じるのかもしれない。

ガーデンルームの導入で、手軽に“夢”を実現

 門扉やフェンスからウッドデッキまで、住宅向けエクステリアを数多く発売する東洋エクステリア(TOEX=トエックス)では、主力商品の1つとして「“ガーデンリビング”エクシオール」を展開している。
 同社では1988年から、最も身近な自然である庭での生活を楽しむライフスタイル=“自然浴生活”を提唱。その統一されたテーマのもとに、ガーデンルームやテラスなど、多彩な商品を「エクシオール」シリーズとして開発し、世に送り出してきた。20年近くに及ぶ取り組みにより、すでに「エクシオール」は同社、いや、エクステリア業界全体の中でも、定番商品として確固たる地位を築き上げている。

自然浴家族(左)、cocoma(ココマ)(右)
団蘭家族左)、フィリアII(右)

 その形態は、要するに"リビングの延長用アタッチメント"であり、特にガラスパネルやパネルカーテンの開閉で全開放も可能なガーデンルームには、縁側代わりの空間を創出してくれるような商品が数多く揃っている。後付の工事で縁側を作り上げるのはたいへんだが、ガーデンルームであれば、意外なほど手頃な価格、かつ、最低限の施工期間で夢を実現できるわけだ。

 また、「エクシオール」には、製品の種類が豊富という利点もある。自宅の外装や、設置面積、さらには、空間の使用目的に応じて、自由に選べるのだ。

 ガーデンルームだけを見ても、ウッドデッキにルーフとパネルカーテンを組み合わせたスタンダードな「自然浴家族」、ガラスパネルで囲うことによりコンサバトリー(英国でよく見られる、家屋に付随する温室)感覚の空間を実現した「暖蘭物語」、狭い敷地にも気軽に導入可能な「フィリアII」、カフェやホテルのラウンジのように、1人ひとりが思いおもいの時間を過ごしながらゆったりとくつろげる「ココマ」と、4つのタイプから選択可能。もちろん、各々にサイズのバリエーションが用意されている。

エクステリア
NEXT02 “くつろげるガレージ”という新発想

取材・文/+D Style編集部

提供:東洋エクステリア株式会社
この情報は2007年9月1日現在のものです。