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最新シネマ特集〜プラダを着た悪魔〜

押切もえも大プッシュ! 女子魂の詰まった

 9月27日、新宿のパークハイアットにて行われた映画『プラダを着た悪魔』の主演アン・ハサウェイの来日記者会見。

 一流ファッション誌の編集部を舞台にした作品にちなんで、ファッションショーから始まった。最新のファッションに身を包んだ6人のモデルのトリには、Cancamのモデルとしても活躍中の押切もえさんが登場。抜群のスタイルと笑顔で会場を沸かせた。押切さんは日本版ポスターのモデルに抜擢された縁から、記者会見の応援に駆けつけ、主演のアン・ハサウェイの会見に華を添えた。

 押切さんは、この映画のなかである男性が言う「女は一体いくつバッグが必要なんだ」というシーンが印象的だったと語り、女性ならば共感できるところがたくさんある内容になっていると映画を大プッシュ。

 一方主役であるアンは、今回が初来日。過去の出演作の『プリティ・プリンセス』を彷彿とさせるような明るいキャラクターを発揮し、モデルのウォーキングを披露して、転んでみせるパフォーマンスまで行った。

 記者会見当日も朝から取材ラッシュだったにもかかわらず、記者会見の最中にも気取らない態度が好印象だったアン。メリル・ストリープという本人言うところの「幾光年も遠い実力」の持ち主に体当たりで挑んだ作品の出来には自信を持っているようだ。映画の興行収入も、『スーパーマン リターンズ』というこの夏最大の話題作の約半分のスクリーン数でありながら、週末の興行収入第2位を記録というスマッシュ・ヒットとなった。まだ日本での知名度は残念ながら低いアンだが、この作品で見せる演技で一躍注目の人物になるかもしれない。

プラダを着た悪魔

2006年/アメリカ/110分
監督:デヴィッド・フランケル
主演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ
配給:フォックス2000ピクチャーズ

2006年11月18日より日比谷スカラ座ほか全国拡大ロードショー
http://www.prada-akuma.jp

筆者プロフィール
北本祐子
+Dstyle編集担当。
雑誌編集畑から異動によりインターネットの世界にデビュー。
映画は本数よりも、好きな作品を何度も見る派。それでも、年間鑑賞作品数はDVDを入れると200本ぐらい。3度の飯もお酒も好きだけど、甘いものがもっと好き。会社の近くのパティスリー・サダハル・アオキのスイーツを食べ尽くすのが目下の目標。




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