NTTコミュニケーションズ，モーバイルプラットフォームサービス「モーバイルコネクト」を発表
| 【国内記事】 | 2001.06.05 |
NTTコミュニケーションズは6月5日，iモードなどのモーバイル端末と企業のイントラネットをセキュアかつシームレスに接続させる企業向けプラットフォームサービス「モーバイルコネクト」の提供を開始したことを発表した。
モーバイルコネクトは，iモードなどのモーバイル端末と業務アプリケーションやデータベースなどをシームレスに連携する本格的な企業向けモバイルセキュアプラットフォームサービス。同サービスを利用することで，モーバイルワーカーの迅速な意思決定を支援するモーバイルソリューションを実現する。
同サービスは，Windows NT，Linux，UNIX，AS/400などのプラットフォームをサポート。ユーザーの希望に応じた画面レイアウト設計やコンテンツ作成などにも対応する。また，ワンタイムパスワードによる個人認証技術により不正侵入やなりすましを防止。ログインユーザーごとのセッションタイマー管理など，モーバイルアクセス時のセキュリティ環境も提供する。さらに24時間×365日の保守運用体制により，顧客の機密情報を万全の体制で保守することが可能という。
モーバイルコネクトの費用は，外販営業要員200名で利用する場合，サービスの初期登録・インストール費用として105万円，利用者1人当たり月額1000円の利用料金が必要になる。
同社では，今年度中にFOMAなどの次世代携帯端末やPDAなどの次世代アクセス端末に随時対応していく計画という。また，オンラインストレージサービスへの対応やBluetoothへの対応など，プラットフォーム技術の拡大も予定している。
なお，モバイルコネクトは，幕張メッセで開催されている「NetWorld+Interop 2001 Tokyo」の同社ブースで6月6日〜8日の期間，展示・実演される。
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[ ITmedia]
