エンタープライズ:トピックス 2002年6月17日更新

オレンジソフト、Webメールに対応したメールゲートウェイサーバ「xGate」の新バージョンを発表

 オレンジソフトは6月17日、携帯電話やPDA端末から個人のメールボックスに直接アクセスし、メールの送受信を行うことができるメールゲートウェイサーバの新バージョン、「xGate Version 3.1」を発表した。

 xGateではこれまで、iモードやEZweb、J-スカイといった携帯電話端末やPalm OSなどのモバイルプラットフォームから、直接メールの送受信を行うことができた。新バージョンではさらに、PC上のブラウザによるWebメールに対応。PCとWebブラウザさえあれば、どこからでも同じように電子メールシステムを利用できる。

 新バージョンではまた、PocketPCに対応したほか、従来よりサポートしてきたIMAP/POPに加え、APOPにも対応した。他に、管理機能、認証機能やPCへのデータバックアップ/リストア、端末のアクセス制御といった細かな機能の充実が図られている。

 xGate V3.1の価格は、50ユーザーライセンスで15万円、100ユーザーライセンスで25万円。

 同社はまた、専用のCD-ROM1枚だけでxGateを簡単に導入できる「xGate Ready CD」も開発している。このCD-ROMには30日間の試用期間が設定されており、7月初旬に千葉・幕張メッセで開催される「NetWorld + Interop 2002 Tokyo」で配布される予定だ。

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[ ITmedia]