エンタープライズ:トピックス | 2002年6月27日更新 |
NECが中小規模オフィス向けのIPv6ルータ新機種を発表
IX2010は、これまで同社が提供してきた「IX1000シリーズ」の上位機種に当たる。従来機種に引き続き、標準でIPv6に対応するほか、QoSなどの機能を搭載している。
特徴はスループットの向上で、最大100Mbpsの転送レートを実現した。また、IPSecハードウェアエンジンについても高速化がなされ、FTTH接続時でもボトルネックとならないだけのパフォーマンスを提供するという。
さらに、将来の機能追加に対応するため、拡張スロットを搭載した。これにより、WAN/LANインタフェースを追加し、使用環境の変化などに柔軟に対応できるという。
IX2010の本体価格は19万8000円。またオプションモジュールの「4ポート スイッチングハブカード」が3万6000円、オプションソフトウェア「IPSec高速化拡張ソフトウェアセット」が1万円などとなっている。
なお同社はIX2010のリリースに合わせて、IX1000シリーズの価格改定も行っている。
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[ ITmedia]