エンタープライズ:ニュース | 2002/07/04 12:03:00 更新 |
「802.11bでVoIP」、コムワークスと日立製作所が相互動作を確認
コムワークスのVoIPプラットフォームと、日立製作所の無線LAN内蔵の携帯情報端末「NPD-10JWL」との相互動作が確認された。
コムワークスは7月3日、同社のVoIPプラットフォームと、日立製作所の無線LAN内蔵の携帯情報端末「NPD-10JWL」との相互動作が確認されたと発表した。
このシステムでは、NPD-10JWLから、IEEE802.11bの無線LANアクセスポイントにアクセス。さらにコムワークスのVoIPプラットフォームを介して公衆回線へ接続することにより、IP電話との通話を実現している。一般加入回線電話への接続も可能だ。
コムワークスでは、同社のメディアゲートウェイおよびソフトスイッチ技術を用いることで、これまでVoIPアプリケーションで広く利用されてきたH.323と、現在急速にサポートが広まっているSIPとの相互接続を実現したという。
NetWorld+Interop 2002 Tokyoの日立製作所のブースでは、この動作試験のデモンストレーションが行われており、NPD-10JWLを用い、無線LAN経由でのIP電話を体験することができる。
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日立製作所
[ITmedia]