新入社員に送るPCセキュリティ対策7カ条――G Dataが提言「新生活応援」のスパムも

4月1日は、新入社員だけでなくサイバー攻撃者も新しい門出になるという。G Dataが新生活で心がけるべきPCセキュリティ対策を挙げた。

» 2009年04月01日 12時02分 公開
[ITmedia]

 G DATA Softwareは4月1日、新入社員を対象にしたPCセキュリティ対策のアドバイスを発表した。新生活のスタートはサイバー攻撃者にとって格好のタイミングだという。

 同社によれば、4月1日のエイプリルフールやクリスマス、バレンタインデーといったイベントはサイバー攻撃者にとって、ウイルスやスパム攻撃を仕掛ける絶好のタイミング。今年は流行中のConfickerワームに仕掛けられた謎の設定に関心が集まっている。

 国内では多くの企業が新年度を迎え、入社式も開催される。新社会人を狙って、「新生活応援キャンペーン実施中!」というスパムが3月31日に配信されたこともあるため、同社では新社会人が留意すべき7つのPCセキュリティ対策を挙げている。

  1. 必ずデータのバックアップをする――重要なデータは暗号化しておくといい
  2. ウイルス被害は自分だけではなく、会社や学校、バイト先にも影響を与える――この機会にPCのウイルス検査を実施すべし
  3. USBメモリや外付HDDからのウイルス感染が増加――忘れずにウイルス検査をすべし
  4. 無線LANの使用には暗号化を――WEPではなくWPAが使うべし
  5. スパムの添付ファイルや不正リンクに警戒を――電子メールを利用する機会が増えるだけに要注意
  6. ネット通販やオンラインバンキングの詐欺サイトに注意――個人情報やクレジットカードの情報を入力する時はURLや表示内容の確認をすべき
  7. ファイアウォールやHTTPスキャンが利用可能なセキュリティソフトウェアを使用する

 また、歓迎会や花見などでノートPCなどを持ち歩く場合に、盗難や紛失による情報漏えいにも注意が必要だとしている。

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