義経が実は女の子って知ってました?――「少女義経伝 弐」(1/3 ページ)
義経は、実は女性だったという新説を元に描かれた、ユニークなゲーム「少女義経伝」の続編が、6月9日に発売となった。前作と比べて何が変わったのか、そのあたりをじっくりチェックしていこう。
義経は、実は少女だった! しかも、弁慶は現代の高校生だった!!
2003年に発売され、その奇抜な設定が話題になった「少女義経伝」の続編、「少女義経伝 弐〜刻を超える契り〜」が、先日発売となった。これまでにないキャラクター設定で注目を集めていただけに、今作の出来が気になる人もいるだろう。
そこで、さっそく入手してプレイを始めてみた。本作は、前作の続編になってはいるものの、知らなくても特に問題はない。とはいえ、せっかくなので前作のストーリーをおさらいしておこう。
修学旅行で京都に来ていた主人公は、罰ゲームとして女湯を覗きにいくハメになってしまう。ところが先生に見つかってしまい、登っていた間仕切りから女湯目がけて落下していく。その瞬間、光に包まれた主人公が次に気づいて湯船から顔を出すと、目の前には見たこともない少女が悲鳴を上げていた。
そのまま刀を持った少女に追い掛けられ、訳も分からず逃げまどう主人公。追う少女こそ、源義経を名乗る九羅香であり、主人公で追われている少年が、後に武蔵坊弁慶を名乗ることになる。プレイヤーは主人公の弁慶となり、源平の合戦を九羅香たちと共に戦っていくことになる。
ここまでが、前作の主なストーリーとなる。本作は、合戦終了後に現代に戻ってきた主人公が、出会った少女たちのことを忘れられない日々を過ごしているところから始まる。そんな主人公を見あぐねた友人たちが、京都へ傷心旅行に誘ってくれるのだが、ふとした弾みで再び過去の世界へとタイムスリップしてしまう。
そこで、懐かしい顔ぶれと出会った主人公だったものの、一時的な記憶喪失で名前すら思い出せない。そんな状況から、今回の物語はスタートするのだった。
ゲームは章ごとに分かれており、アドベンチャーパートで会話をしたあと、戦闘パートへ入り、終了後に再びアドベンチャーパートが始まるシステムになっている。アドベンチャーパートでは、登場する少女の中から1人を選んで会話をするのだが、途中に表示される選択肢のどれを選ぶかによって、相手の好感度が変化する仕組みだ。
アドベンチャーパートと戦闘パートをクリアすると1つの章が終わり、次の章が始まる。戦闘パートは、前作は非常に簡単なバトルシステムを採用していたが、今作では一般的なシミュレーションRPGと同じく斜め上から見たフィールドで、キャラたちが戦うシステムへと変更された。
また、パートが変わるときにはメニュー画面が表示され、ここではユーモアに溢れた歴史講座を見ることもできる。
細かい部分までしっかり作られたアドベンチャーパート
本作を手がけたのは、サクセスから発売されている此花シリーズや、D3パブリッシャーから出ている幕末恋華・新撰組などを制作した、有限会社VRIDGE。
恋愛アドベンチャーに関しては作り慣れていると思っていたが、実際にアドベンチャーパートは非常にうまくまとめられている。会話を進めていくと、対象となる少女達の中から1人を選んで好感度を上げていくことになるのだが、キャラ選択時に相手の好感度が表示され、一目で分かるようになっているのだ。これならば、いちいち好感度をチェックする必要がないので、プレイがスムースに進む。
また、相手と話しているときに表示される選択肢では、好感度アップなら当たりの効果音、下がる選択肢を選んでしまうとハズレの効果音が鳴るので、結果がすぐに判明する。ストーリーを楽しむのか、ゲーム性を取るかでこのあたりの判断は分かれると思うが、少なくとも女の子ごとの物語を楽しみたいという人には、まさにピッタリのシステムだろう。
逆に、どの選択肢を選ぶとどの程度に好感度が変わるのか、といった方向からの攻略をしつつゲームを遊びたいという人には、残念ながら簡単すぎて向いていないかもしれない。個人的には、ストーリーに集中できるシステムの方が遊びやすいので、非常に嬉しい限りだ。
(次ページは)プレイヤーの目的に合わせたスタイルが選べる戦闘パート
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
-
【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
-
「プロ野球チップス」で誤字 伊藤大海投手を「176m」と記載してカルビー謝罪
-
「ママ友襲来10分前」→さぁ、どうする……? 大爆笑の“あるある”再現が400万再生突破「腹ちぎれました」「バナナ食べんでもええやん」
-
富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
-
21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
-
「大型魚の餌に!!」 熱帯魚店の“思わず目を疑うPOP”に恐怖 「サメでも飼うの?」
-
2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに手をスリスリされた瞬間…… 愛と幸せあふれる空間に笑顔になる「これぞ天使だ」
-
漂う違法感 東京に戻る息子へ持たせた“大量のブツ”に「九州人あるある」「帰省からの帰りいつもこれ」の声
-
異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」