新入生の皆さん、ヨーグルティングへようこそ!!（2/2 ページ）

[角田氷，ITmedia]

何がもらえるか分からない。アイテムボックスは開けてのお楽しみ

　さて肝心のエピソードだが、マスターが開始すると、クリア条件がNPCより告げられてスタートとなる。戦いの場は学校内外にあり、学校内では職員室やら廊下の踊り場に出現するモンスターを倒していくことになる。

　後半は1つのエピソードにクリア条件が複数用意されていたり、廊下が荷物でブロックされていたりと難易度も高め。エピソードに初めて参加するのであれば、経験者の動きを見て、2回目以降のために勉強しておく、というのも1つの手だろう。

オカルト研究部のお手伝いをするエピソード。オカルト研究部に届いた箱を運ぶお手伝いが含まれている

もう一人の参加者と一緒に、一生懸命箱を運ぶ間にもモンスターは現れる

　エピソード進行中には常時自分のランキングが表示されるのだが、これは何匹モンスターを倒したかなど、その時々の「貢献度」で決まっていく。そして、エピソード終了時には「クリアランク」という成績がA＋〜Fまで分けられ、Fは落第。すなわちエピソードをクリアできない落ちこぼれさんということだ。学年を上げるためには「必修エピソードを良い成績でクリア（B＋以上）」などの厳しい条件も付くので、周囲と助け合いながらガンガン倒していこう。

　また、ヨーグルティングの特徴としてアイテムの入手方法がある。通常は戦ったモンスターが直接アイテムをドロップするが、ヨーグルティングは最後に「アイテムボックスの選択」が設けられている。これはエピソードに参加した人数分だけ謎の箱が用意され、中に入っているアイテムの種類と数は確認できるが、何が入っているかは分からない、というもの。下のバーを女の子が走り抜けるうちに自分が欲しいと思う箱を選択。無事入手できればそこで初めて中身が分かるわけだ。

　ただし、同じ1つの箱を別のユーザーも選択していた場合、権限は先述の「順位」に影響される。順位が上であればあるほど、欲しいものを選びやすくなるわけだ。何度も何度も他のユーザーと欲しい箱がかぶってしまうと「TimeOut」で余った箱が分配される。

3人しか参加しなかったエピソードだが、1位に！クリアランクはB−なので、成績はまぁまぁといったところ

目当ての箱がとれるかとれないか、ちょっとドキドキする一瞬だ

思わずカワイ〜の声が出る。女の子受けしそうなグラフィックス

　ヨーグルティングのグラフィックスは結構可愛い。見た目重視なユーザーなら、これだけでヨーグルティングをプレイしたくなるのではと思うほどだ。

　たとえばホンモノの学校らしく夏服と冬服が用意されていたり、エピソードによってはアイテムとしてロングコートがもらえたりする。学校そのもののグラフィックスも良く出来ており、家庭科室、理科室、トイレなどの配置も本物っぽい。また、完全に水平な視線にアングルも変えられるので、新しく着替えた衣装を間近に見られるのもうれしい。

左が宵月学院の冬服姿。右隣はとあるエピソードで手に入る「飼育部」のブーツに「手芸部」の制服を組み合わせたもの。このカエルブーツが欲しくて粘ったが、βサービス終了までには入手できず残念

代わりにもらえたのは「コート」、手芸部の帽子。これで結構満足です

見ての通り家庭科室。細かい部分まで作りこみされているので、校舎をうろつくのも楽しかった

消耗品や初期装備が買えるのは、おなじみ「購買」。だけど売り子はなぜかペンギンのおばちゃんで関西弁を話す

　3日間でひと通りヨーグルティングをプレイしてみたが、エピソードの各種難易度、次のエピソード進行への誘導などは適切でスムーズ。ストレスを感じることなく楽しく参加できた。

　クエストを達成するためには、指定のアイテムを数十個集めなければならない場合もあり、同じエピソードを5回も6回も繰り返すのは時に苦痛でもあったが、ユーザー同士でアイテムの交換をしあったりして、ゲーム内のコミュニケーションは活発であるように感じた。2年生まで進めているユーザーは数少なかったので、9月12日からのオープンβサービス開始後は（先行登録キャンペーン中（終了）に登録した人は9月9日から優先的にプレイ可能）ぜひとも2年生進級を目指したいと思っている。