人気ラジオ番組「ノン子とのび太のアニメスクランブル」に潜入―― PS2「ふしぎの海のナディア」取材リポート（2/2 ページ）

[ひろいち，ITmedia]

ナディア（声／鷹森淑乃）

“ブルーウォーター”という謎の宝石を持つ少女。勝気できつい性格だが、優しい心を持っている。また、動物の言葉を理解できるなどの不思議な力を持っている

ジャン（声／日高のり子）

世界中を飛び回れる飛行機を作ることが夢という発明好きの少年。明るく前向きな性格。 父親は大海獣に襲われ行方不明になっており、おじさん夫婦と暮らしている

PS2オリジナルヒロイン・ソフィア（声／門脇 舞）

大富豪・アンドリュー・ロックヘルドの一人娘。甘やかされて育ったためか、性格は大雑把でわがまま。しかし、料理や掃除や政治など、帝王学のほとんどを学んでいる

PS2オリジナルキャラクター・ラズ（声／小林恵美）

「ロックヘルド」家のメイドで、ソフィアの身の回りの世話と警護を行っている。カワイイ顔とは裏腹に、実は銃と剣の達人

　さて、話を本題へと戻そう。ゲームプレイを終えて、いよいよ収録も最後のまとめに入る。鷹森さんはゲームについて「ぜひみなさんに買っていただいて、少しでも多くの方にナディアの世界を触れていただければ嬉しいです」と語っていた。日高さんは「ナディアのワガママをゲームで体験してください。けっこう癖になりますよ」と笑顔で締めくくった。

「アニスク」のリスナープレゼント用に、ポスターにサインをするお2人

　取材が終わって感じたことは、30分という短い時間ながら、いろいろと盛りだくさんな取材になったということ。ラジオの裏側を見るという貴重な体験もさせていただいたし、勉強になることが多かった。ラジオから声を聴くだけではわからない、パーソナリティーの方々の真剣な表情を見ることもできて、とてもいい経験ができたと思う。……といっても、まだここで終わりではない。せっかく収録現場に潜入してきたということで日高さんのコメントをいただいてきたので、最後にご紹介しよう。

日高さんのインタビューはこちら

――　再びジャンを演じることが決まったときには、どのように感じましたか？

日高　“懐かしい”という思いが溢れました。そしてすぐに、収録が楽しみだなと思いましたね。収録日が待ち遠しかったです。

――　ジャンを演じるのは久しぶりになるかと思うのですが、演じる際に気を配ったことなどはありますか？

日高　テレビアニメ終了後もゲームなどで何度かジャンの声を演じていますし、10何年ぶりというわけではないですから。もう長い付き合いですし、キャラの顔を見れば自然と思い出してくるので、特に気をつけたことはありません。ただ、ゲームの声ということで、テキストの量が多くて大変でした。

――　ジャンの魅力はどのようなところにあると思われますか？

日高　優しくて、とにかくいい人というところですね。特に本作では、マリーというキャラクターの両親が亡くなったことを、ジャンがマリーに伝えるシーンがあるのですが、その部分はとても印象的でしたね。ジャンのマリーに対する優しさが、セリフによく出ています。

――　では、PS2ソフト「ふしぎの海のナディア」の魅力はｄのようなところにあると思われますか？

日高　ジャンを通じて「ふしぎの海のナディア」の世界を体験できる楽しさですね。そして、魅力的な女性キャラとのやりとりでしょうか。新キャラのソフィアとナディアの、新旧ワガママ対決も見ものですよ。ジャンは振り回されっぱなしなんですが、それがまた楽しいんです。

――　最後に、ファンの方々へひとことお願いします。

日高　面白い作品になっているので、ぜひプレイしてみてください。「ふしぎの海のナディア」の世界を満喫して、登場するキャラクターたちとの触れ合いを楽しんでください。そして、いっぱい笑って、いっぱい泣いてください。

――　ありがとうございました。

文化放送「ノン子とのび太のアニメスクランブル」　毎週金曜日24：30 〜25：00

ふしぎの海のナディア Inherit the Bluewater
対応機種	プレイステーション 2
メーカー	ジェネックス
ジャンル	SLG＆AVG
発売日	2005年9月22日
価格	通常版：7140円、コレクターズエディション：9240円
プレイ人数	1人

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