発売間近、新モード「チャレンジモード」とスタッフのお勧め技を紹介――「アーバンレイン」(1/2 ページ)

「鉄拳」と「ソウルキャリバー」の開発スタッフが制作している、プレイステーション 2用多人数格闘アクション「アーバンレイン」。発売目前となる今回は、未公開だった新モードと、開発スタッフによるお勧め技など、プレイ中にも役立つ情報をお届けする。

» 2005年09月28日 12時13分 公開
[ITmedia]

 ナムコのプレイステーション 2用多人数格闘アクション「アーバンレイン」。発売目前となる今回は、まだ公開されていなかった新モード「チャレンジモード」と、開発スタッフによるお勧め技など、ゲームプレイ中にも役立つ情報をお届けする。

 これまでにも何度か述べているが、本作はナムコが誇る人気シリーズ「鉄拳」の素手格闘と、「ソウルキャリバー」の武器格闘の要素に、“多人数ならではの革新的なゲームプレイ”をミックスさせ、これまでにない新しい格闘ゲームを生み出すことを目的に制作が進められてきたタイトルである。

 多人数という要素が加わったことにより、素手格闘では「ダブル攻撃」や「チーム攻撃」が、武器格闘ではパートナーからの武器のパスから、スムーズに流れるように繰り出す攻撃や武器の蹴り飛ばし、追い討ち攻撃といった操作が可能となっているのが特徴だ。

photo 同時に2人の敵をぶっ飛ばす「ダブル攻撃」
photo パートナーと協力して敵をなぎ倒す「チーム攻撃」
photo さまざま武器が登場。武器蹴り飛ばしや、敵から奪って攻撃が可能な「武器攻撃」

 また、格闘ゲームとして必須の「60フレームのゲームプレイ」はもちろん、特定の敵をロックオンすることで、対戦格闘で見慣れたサイドビュー・カメラに変化し、精密なリーチの攻防が楽しめる「ターゲットロックカメラ」や、敵の体に駆け上がる立体的なアクションが可能な「ダイビング攻撃」、複数の敵に囲まれた際に自動的に近くにいる敵をサーチし攻撃する「ターゲットチェンジコンボ」や、簡単な操作でバラエティある格闘が楽しめる「部位ダメージシステム」など、新たなシステムが多数搭載されている。

 本作で、“本格「多人数格闘アクションゲーム」のベンチマーク(新標準)”を目指すと語っているナムコ。「鉄拳」と「ソウルキャリバー」の開発スタッフを投じているという点もそうだが、数々の新システムにも注目してもらいたい。

photo 入り乱れる味方と敵。ナムコは多人数格闘アクションゲームで新境地を切り開くのか?

最大50ラウンドに挑戦「チャレンジモード」

 初公開となる「チャレンジモード」はメインモードをクリアすることで登場するモードで、1人でも2人でもプレイが可能なものとなっている。ちなみに2人プレイを選んだ際には、片方をCPUにすることもできるため、1人でも本作ならではのチーム攻撃を体験できるようになっているとのこと。

photo チャレンジモード1人プレイ時。画面の上部中央にラウンド数が表示される
photo チャレンジモード2人プレイ時

 また、本モードには約60人のキャラクターが登場するほか、セットアップできる項目が幾つかあり、こちらを自由に設定することで、自分のレベルにあったプレイ(挑戦)を行えるようになっている。以下、セットアップできる項目。

ラウンド数10/20/30/40/50
難易度5種類
敵CPUのパラメーター状態ノーマル/MAXレベル
MUSIC(BGM)ステージ固有/ランダム/OFF
チャレンジ形式シングルバトル/チームバトル
プレーヤー数1人/2人

 そのほかのモードについても少し触れておこう。全100ミッションのストーリーに沿って進んでいく「メインモード」は1人用で、中華街を仕切るリー・シュンインから依頼を受けた主人公ブラッド・ホークが、途中に出会うパートナーたちと協力し、対立するギャングや荒くれ者たちを倒していくもの。

 メインモードに登場したミッションを、プレーヤーキャラクターやパートナーを自由に変更してプレイする「フリーモード」は、メインモードをクリアすると出現。腕を磨く、攻略法を見つけるといったことはもちろん、各ミッションでのプレイ評価がつくため、高得点を狙うための「やりこみ」モードとしても利用できるのが特徴だ。

 そして最後に1人から最大4人までのプレイが可能な「マルチプレイヤーモード」。こちらでは「通常対戦」、「武器争奪戦」、「オブジェクト破壊マッチ」と、3つのバトルを選択することができ、詳細なルールを設定することでバリエーションも楽しめるようになっている。

 以上が現在公開されている4つのモードだ。メインモードの全100ミッションというのも圧巻だが、操作可能なキャラクターも約60人とかなり多い。すべてを極めようと考えたら、相当やり応えのあるタイトルとなることは間違いないだろう。

開発スタッフによるお勧め技を紹介

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