「ウイイレ9」対戦企画!+D Gamesサッカー部が叩きつけた挑戦状!!(1/2 ページ)
「ワールドサッカーウイニングイレブン9」(以下、ウイイレ9)の醍醐味は熱い対戦。ネットワーク対戦もいいが、やはり相手が横にいる試合が一番盛り上がるのは言うまでもないだろう。ああ、こうやっている間にも対戦がしたい……。そこで我々は「+D Gamesサッカー部」を結成し、さまざまなメディアに対して挑戦状を叩きつける新企画を立ち上げた!
第1回目の相手は「ハイパープレイステーション2」!
「ウイイレ9」で対戦してますか? 前作からネットワーク対戦が可能になり「ウイイレ」対戦環境は飛躍的にその幅を広げた。自分の家に友達を呼び、または友達の家に集まることでしか得られなかった対戦の喜びは、ネットワークにつなぐだけでいつでも手に入り、さらにはさまざまなプレイヤーとの交流というオマケまでついてくるのだから時代は変わったものだ。
しかし、対戦者が隣にいない違和感を感じることもしばしば。デモ中にかわすメッセージがなければ、それはコンピュータを相手にしているのと変わらないのではないだろうか。もちろん、相手は人間なのでそこには駆け引きが存在し、試合の緊張感はコンピュータとは比べものにはならない。だが、やはり対戦者が隣にいることで、生のリアクションと直接的な駆け引きが生まれる。それこそが、このゲームにおける最高の対戦環境ではないだろうか。
なんて、偉そうな前フリのこの企画は、私ライター大戸島さんじゅうごが「ウイイレ9」の対戦相手を求めてさまざまなメディアに挑戦状を叩きつけるというものだ。言うなれば道場破りのようなものだが、担当ライターの実力がそこそこなため先行きは不安。そこで、コナミ主催の「ウイイレ」メディア大会で数々の栄冠に輝いている元ザプレサッカー部のダウ石川をパートナーに引き込み、+D Gamesサッカー部として万全の体制(?)で勝負を挑む!
この挑戦に快く応じてくれたのが「ハイパープレイステーション2(ソニー・マガジンズ刊)」さん。PS2専門の月刊誌で、このゲームを扱った「ウイニングイレブンROAD TO 2006」を連載しているので、ウイイレユーザーにはお馴染みだろう。今回お相手してくれたのは、その連載ページの担当編集渡辺氏とライターの松田氏だ。勝負は、それぞれが相手の2人と試合をし、計4試合の総合成績で勝敗を決める。はたして、勝負の結果はどうなったのか……。
第1試合はイングランド対決で大戸島惨敗!?
第1試合は+D Gamesからは大戸島、ハイパーからは松田氏がエントリー。イングランド使い同士の対決となったこの試合は、序盤から攻めの形は五分といった展開。しかし、明かに余裕のない大戸島は攻めにムダがあり、肝心なところでミスをしてチャンスを逃している。一方の松田氏は、シュートチャンスをいくつか作りだし、大戸島を精神的に追い込むことに成功している。そして、前半はお互い得点のないまま終える。
後半開始早々、前半はシュートゼロだった大戸島がチャンスを作り出しシュートを打つ。これは惜しくもGKに阻まれるがCKを得てチャンスは続く。が、ショートパスでリスタートしたそのボールを目の前で奪われ、あれよあれよという間にボールを運ばれ失点。なんともお粗末な形で、ある意味自滅したような感じで相手に得点を与えてしまう。
得点を奪われてから目が覚めたのか、大戸島イングランドがチャンスを作り始める。後半36分のシュートからはじまり、続くCKから何度も相手ゴールを脅かす。守備も安定し、これといったピンチもなかったものの、その怒濤の反撃も及ばずに後半40分に追加点を決められてしまい勝負あり。決めるべきところで決めきれない大戸島に対し、しっかりとチャンスとものにして2得点の松田氏。決定力の差がそのまま勝敗に出たような結果となった。
2度の不運に襲われたチームはどちら?
大戸島が2失点で負けたため、これ以上の敗戦はもう許されないといった状況の第2試合。+D Gamesサッカー部は、ダウ石川で勝ち星を取りにいく。相手は松田氏がそのまま試合に望む。
序盤から、中盤での激しいボールの奪い合いが展開。お互いに、その隙に生まれたチャンスを見逃さずにシュートへと持ち込むレベルの高い試合だ。そんな展開も前半20分に試合が動く。松田イングランドがまさかのオウンゴールで、相手に先制点を献上。相手のシュートをGKが弾いて、それがDFに当たりゴールマウスに押し込む形となり、どうにも防げない不運な失点となった。
1点を譲り受けたことで余裕ができた石川スペイン。ボールを回しながらチャンスを見つけ、相手のゴールへと少しずつ迫っていく。一方、反撃に出たい松田イングランドだが、相手の攻撃を防ぐのにいっぱいで、前半の残り時間でチャンスらしいチャンスはロスタイムに得たCKからのシュートのみだった。そして後半9分、松田イングランドに再び不運が襲いかかる。ゴール前でクリアしようとしたボールがスペインの選手の身体に当たり、ボールは飛び出していたGKをあざ笑うかのように無人のゴールへと転がっていったのだった。
その後、松田イングランドの反撃もむなしく試合はそのまま終了。お互いに中盤の組み立てからシュートチャンスまでの攻防に緊張感を持ち、しかしシュートでの得点が生まれずに、オウンゴールやラッキーゴールで試合が決まるとは皮肉だ。結果、1勝1敗で得失点差も含め五分の状態となった。
まったくの五分に持ち込み臨んだ次の試合も……!?
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