反面教師としてご利用ください――「ランブルローズ ダブルエックス」マスコミ大会での泥仕合(2/2 ページ)
今回のマスコミ大会では、各編集部2名の代表者を選出しての「タッグマッチ」を実施。デフォルトのキャラクターであれば、体型や服装は自由で、属性もベビーやヒール、スーパースターのどれでも良いというルールのもとで行われた。
我がITmedia +D GamesからはスナイパーHとE記者が参戦。“ひとりで全員倒すので、ただ居てくれるだけで良いですよ”と、根拠のない自信を見せるE記者であったが、結果を言ってしまうと、何の見せ場もなく1回戦での敗退と相成った。
敗因は分析するまでもない。そもそも「タッグバトル」なのに、E記者がひとりでどうにかしようと考えたのが、すべての誤りだったのだ。あくまで「タッグバトル」である。カットに入る(ゲーム中ではレスキュー)こともできれば、もちろん乱入することだってできる。だが、タッグでのプレイをまったく練習しなかったこのコンビが、そんなことを知るよしもない。“ひとりで倒す”と言い出した手前、意地を張って交代しないE記者と、カットも乱入もせずに傍観を続けるスナイパーH……負けるべくして負けたとしか言えない結果だった。
さて、そんな我々を尻目に、ほかの対戦は見応えあるものばかり。乱入するのは当然とばかりにタッグ技を繰り出すのはもちろん、実力には直結しない部分だが、エディットモードにて、キャラクターにコギャルやメイドの衣装を着用させるなど、おおいにギャラリーをわかしていた。ちなみに優勝したのは「電撃Xbox360」だ。ことあるごとに“本物のプロレスを見せてやりますよ”と発言していたのが印象深いが、時にダメージを受け、相手の挑発はあえて最後まで聞くなど、まさに“魅せる”プレイを行いつつの貫禄の勝利となった。
いつもならここで終わりとなるところだが、この後、思わぬ出来事がふりかかる。それは本作のプロデューサーを務める内田氏と、開発を務めるユークスの橋本氏とのエキシビジョンマッチをITmedia +D Gamesが行うというもの。参加媒体は10を越えていたので、抽選とは言えまさか当たるとは思っていなかったのだが……。
たった1回でチームプレイが良くなったとは思えなかったため、辞退も考えたのだが、そこは開発者と直接対戦できる貴重な機会。たとえまた瞬殺されるとしてもやらないに越したことはない。
覚悟を決めて戦いに臨むITmedia +D Games……そして奇跡が! 起こるはずはなかった。ただ、負けたというわけではない。制限時間10分を目いっぱい使っての引き分けだったのである。スナイパーHがメインに戦い、E記者はそのサポートに回るという作戦変更を行い、これが効果を発揮した。発揮したのだが、ここでもひとつド忘れしていたことがあった。それは“選手が疲れていると、回復するまで交代はできない”というもの。過剰すぎるほどのサポートを行うあまり、いつまで経っても交代できなかったのである。
しかも、良く良く隣を見てみると、「キラームーブ」や「リーサルムーブ」といった必殺技はもちろん、パートナーと協力して繰り出す、タッグマッチならではの超必殺技「ダブルXムーブ」を放てるだけのゲージを保持しながら、あえてそれを使わずに戦う内田氏と橋本氏の姿が目に映る。つまり、我々は“手を抜かれているにもかかわらず、引き分けにもつれこむ泥仕合を演じた”ということにほかならない。
ここまでくると泣いたらいいのか、笑ったらいいのか分からないが、「タッグマッチ」を楽しみにしているという人は、ぜひこれを反面教師と考え、パートナーを信頼し、かつ協力しながらゲームを楽しんでもらえれば幸いだ。
関連記事
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
-
しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
-
顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
-
“女子小学生”がメンズカットしたら……「え!」 その驚きの大変身に「な、なに!?」「絶対モテる」と反響
-
「とんでもないものが売ってた」 ハードオフに“33万円”で売られていた「まさかの商品」に思わず仰天
-
正体不明の「なにかふしぎなもの」がハードオフで販売→Twitterで情報集まり正体が判明
-
「起動しません」 ハードオフで4000円のジャンクPS4購入→電源入れると“驚きの結果”に「そんなことあるんだ」
-
スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
飼い主へ驚きの理由でブチギレるタコ 「こんなんうちの3歳児じゃん」「めちゃくちゃ人間くさい生き物ですね」
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
- 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
- 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
- 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
- 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
- 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
- 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
- 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」