聖地「アナハイムエレクトロニクス」巡礼（2/2 ページ）

[今藤弘一，ITmedia]

工場の現場は驚きがいっぱい

　一般公開時にどこまで見ることができるのか分からないが、今回は特別に設計および金型製作の現場や、成形の現場まで入ることができたのでお伝えしておこう。

設計ルーム。Zガンダムが見える

試作造形システム「エデン」。これを導入したことに10倍の試作スピードを実現したという。“3倍”よりもっと速い

試作品の数々

ちなみにこれが、工場の各ブロックにある扉。もちろん、2段に開きます

見学用の窓にはこんなイラストも

ガンプラ製作中

これが近景

緑の箱に材料が入っている。材料はロボットで搬送

これが運搬用のロボット。シャアズコックカラーです。手元の端末で入力して操作可能

筐体にはこのような記述が

倉庫。人と比べてその大きさが分かりますでしょうか

金型。これはマスターグレードのZガンダム Ver2.0。ものによっても違うが、この金型は100キロ近くあるらしい

アーク放電を利用した放電加工により金型は製作される

こちらは40ミクロンまでの超微細加工が可能なレーザー加工。中央の光がお分かりになりますでしょうか

加工されたパーツ。超ちっちゃい

　これまで紹介してきたバンダイホビーセンターはいかがだっただろうか。なお、この施設は一般の見学も可能。実施は5月下旬からを予定しているが、申し込みなどの詳細は追ってバンダイホビーセンターのWebサイトに掲載されるとのことだ。もう一度申し込んで、見学に行ってみたいものだ。