アンブレラ社崩壊の暗部を描く――「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」

迫り来るゾンビの群を撃って撃って撃ちまくる。カプコンのガンシューティングゲーム「バイオハザード」シリーズ最新作では、崩壊したアンブレラの秘められた暗部に迫る。

» 2007年04月09日 11時51分 公開
[ITmedia]

 アンブレラ崩壊までの物語――。カプコンがWii版バイオハザードとして開発を進めている「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」では、そのタイトルにあるとおり「バイオハザード」シリーズにおいて、常に闇で暗躍する巨大企業アンブレラ社に焦点が当てられる。

 最新作「バイオハザード4」では、組織の崩壊が語られていたのだが、その経緯は謎の部分も多かった。本作ではアンブレラが秘めている闇の深淵に迫る、恐怖が彷徨う発端の地へと再びプレーヤーを誘う。

  • 1998年6月:S.T.A.R.S.ブラヴォーチームがアンブレラの黄道特急及び幹部養成所跡地を調査
  • 1998年7月:洋館事件発生
  • 1998年7月:街全体がバイオハザードに見舞われラークンシティに戒厳令
  • 1998年10月:連邦議会の決定により「滅菌作戦」を実行。ラクーンシティ消滅
  • 2003年:アンブレラ社崩壊


 新規オリジナルストーリーも収録されている本作では、Wiiリモコンを使用した直感的な遊びを提案している。Wiiリモコンで迫り来るゾンビや生物兵器、クリーチャーをポインターで照準を合わせて攻撃する、主観画面での圧倒的迫力が堪能できる。

 攻撃されたゾンビやクリーチャーは、その状況に応じたリアクションをし、攻撃をした扉や装飾品などが破壊されていく。とにかく撃ちまくることの気持ちよさを追求したゲームコンセプトは、カメラワークにもこっている。

扉が破壊されていく

 ワンアクションで展開されるイベントあり、ゲーム中、画面に現れるコマンドを入力することでさまざまなアクションシーンが演出されるのだ。これらのコマンド入力は、いつ起こるか分からないという。

登場人物たち

クリス・レッドフィールド
S.T.A.R.S.アルファチーム所属。ポジションはPM(ポイントマン)。射撃技術はチームNo.1で、常に優れた観察力と洞察力でエースとして活躍する。実戦経験も豊富でハンドガンから重火器にいたるまであらゆる武器を使いこなし、持ち前の柔軟性で格闘戦も難なくこなす。突如消息を絶ったブラヴォーチームを捜索するためラクーン森林地帯を調査中に未曾有の敵に遭遇、襲撃を避けるため洋館へと逃げ込むが……

ジル・バレンタイン
洋館事件から無事に生還した後、彼女が取った行動はアンブレラ研究施設の単独調査だった。アンブレラの本拠地調査を目的にヨーロッパへ先発するクリスを見送り、彼女はラクーンシティに残留。市内にある主要施設の調査を開始した。しかし、調査中にt−ウィルスが街に流出したことから事態は急変する……

レベッカ・チェンバース
S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム所属。ポジションはRS(リア・セキュリティ)。薬品の精製と調合に関するエキスパートで同チームでは主に衛生を担当している。科学関係の知識がずば抜けており、その才能が認められて精鋭が揃うS.T.A.R.S.に抜擢された。彼女に初の実戦を経験させたのは、ラクーンフォレストで発生した猟奇事件の実態調査である

ビリー・コーエン
「23人虐殺」の罪で死刑判決を受けた元海兵隊少尉。刑の執行のため基地に移送される途中、何者かに護送車が襲われ、その隙に乗じて逃亡する。列車内でクリーチャーに苦戦しているレベッカを援護した事をきっかけに行動をともにする。鋭い洞察力とどんな武器でも使いこなす技能を持つ。口数は少ないが正義感は人一倍強い

アルバート・ウェスカー
秘めた野望の元に動く男。S.T.A.R.S.の隊長でもあった。威厳と風格に満ちたその容姿は冷徹そのもので、トレードマークの真っ黒なサングラスが近寄りがたい印象を与えている

「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」
対応機種Wii
メーカーカプコン
ジャンルガンシューティング
発売予定日未定
価格未定
(C)CAPCOM CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
※画面写真はすべて開発中のものです。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」