「桃太郎電鉄20周年記念車両 出発式」開催

銚子電鉄・銚子駅にて、「桃太郎電鉄20周年記念車両 出発式」が開催された。「桃太郎電鉄」ラッピング電車はこれから3年間運行される予定だ。

» 2007年04月26日 18時11分 公開
[ITmedia]

 4月25日午後1時半から、銚子電鉄・銚子駅にて「桃太郎電鉄20周年記念車両 出発式」が開催された。

画像画像 桃太郎電鉄ラッピング電車

 記念車両となる「桃太郎電鉄」ラッピング電車には、房総の春を彩る菜の花の中に、「桃太郎電鉄」シリーズに登場する桃太郎や夜叉姫、キングボンビーなどのキャラクターが描かれている。ハドソンによると、経営難に苦しむ銚子電鉄がさまざまな企業努力で経営再建に取り組む姿に賛同し、鉄道を舞台にしたゲームを発売している企業として、少しでも銚子電鉄の支援に協力できればとの思いからタイアップを決定し、今回のラッピング電車が実現したとのこと。

 銚子市長の岡野俊昭氏は、「『桃太郎電鉄』ラッピング電車で銚子電鉄を全国にPRできることに感謝しています。1人でも多くの方が乗ってくれることを願っています。銚子電鉄は銚子観光に欠かせないもの。市としてもバックアップしていきたい」とコメント。また銚子市観光協会会長の安藤勇氏からは、「銚子市民の心配は銚子電鉄が今まで通り走ってくれるのかということ。新しい助っ人として「桃太郎電鉄」ラッピング電車が走るのは素晴らしいことです。いつまでも応援してほしい」とあいさつした。

 また、「桃太郎電鉄」シリーズのゲーム監督・さくまあきら氏は「以前から、自分の作ったゲームの名前がついた電車が走るといいなと思っていた。今回、銚子電鉄で実現できてとてもうれしい」とコメントした。

画像画像 写真左より、銚子市観光協会会長 安藤勇氏、銚子市長 岡野俊昭氏、ハドソン執行役員常務 香月薫児氏、銚子電気鉄道社長 小川文雄氏、JR東日本旅客鉄道銚子駅駅長 白井和夫氏、「桃太郎電鉄」シリーズゲーム監督 さくまあきら氏、同キャラクターデザイン 土居孝幸氏

 「桃太郎電鉄」ラッピング電車は、本日より銚子電鉄の通常ダイヤに組み込まれ、2010年4月25日までの3年間、運行される予定となっている。

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