ルーンエンジェル隊、全員集合――BROCCOLIコンテンツ ラインナップ発表会(1/2 ページ)

ブロッコリーは「D-0&GAII〜BROCCOLIコンテンツ ラインナップ発表会」を開催。ギャラクシーエンジェルII 無限回廊の鍵」や新作ゲームソフト、最新TCGなどの最新情報を発表した。

» 2007年08月08日 12時28分 公開
[ITmedia Games取材班,ITmedia]

 ブロッコリーは8月7日、「D-0&GAII〜BROCCOLIコンテンツ ラインナップ発表会」を開催し、10月18日発売予定のプレイステーション 2用ソフト「ギャラクシーエンジェルII 無限回廊の鍵」や新作ゲームソフトなどの最新情報を発表した。

photophotophoto (左から)シリーズの総合プロデューサーを務める木谷高明氏、プロデューサー兼スーパーバイザーの水野良氏、シナリオコーディネーターの菜の花すみれ氏とチーフディレクターの土田康司氏よりギャラクシーエンジェルII 無限回廊の鍵の紹介が行われた

 ギャラクシーエンジェルII 無限回廊の鍵と前作「ギャラクシーエンジェルII 絶対領域の扉」の主な変更点として土田氏が挙げたのは、「イベント絵」「立ち絵」「キャラクター数」「既読スキップ」「フェイスウィンドウ」「難易度」「アドバンスドモード」「オートカメラ」「必殺技」「あのモード」の10項目。この中で真っ先に取り上げられたのはイベント絵で、木谷氏は「最初はこのままじゃ出せないというぐらい酷かった」とのエピソードを明かす。

 キャラクター原案を務めるかなんさんに相談した結果、“それなら私が全部描きます”と涙ながらに訴えられたそうで、「本当にギャラクシーエンジェルを愛しているんだと思った。イベントCGの1枚1枚にそれだけの魂が込められている」と木谷氏。多くの連載を抱えるかなんさんだが、短期間で200枚以上にわたるすべてのイベントCGを描きおろしたという。

 また、かなんさんは立ち絵の総監修も務めているそうで、土田氏は「しっかりと修正の指示をもらったおかげで、かなんさんの描きおろしと言っても過言ではないほどのクオリティとなった」と作品への自信を見せた。

photophotophoto (C) BROCCOLI Illust/Kanan

 前作が簡単すぎると言われたことから難易度も設定。前作と同じ難易度にあたる「ノーマル」に加え「ハード」と「マニア」を追加した。「ノーマルを“1”とするならばハードは“3”、マニアは“10”くらい」とは土田氏の弁だ。発表会では各難易度における戦闘場面を映像で公開したが、ノーマルであれば敵戦艦に単騎で挑んでも生き残れるが、マニアだと瞬殺というものだった。ただし、クリアできるスタッフもいるらしく、頑張れば決してクリア不可能なものではないという。

 菜の花氏は、前作で主人公のカズヤがエンジェル隊の誰かしらとカップルになっていることに触れ、そこに新キャラクターである「ナツメ・イザヨイ」「ロゼル・マティウス」といった第3者が介入してくることで波乱が生まれる、とシナリオのキモを説明。「(ロゼルは男なので)ライバルがいないにこしたことはないが、避けては通れないと割り切って楽しんでもらいたい」と話した。

 ちなみに本作では、前作のディスクを読み込ませることで、前作における「誰とも結ばれないもうひとつのシナリオ」をプレイできる。ゲーム中には前作をプレイしていればクスリと笑えるセリフもあるそうなので、記憶があいまいになっているという人は、再プレイしておくといいだろう。

photophoto かなんさんの直筆コメント(写真左)や、本作のグランドEDを歌うJAMprojectの影山ヒロノブ氏(写真右)からの「女性メンバーの奥井雅美、松本梨香が初めてデュエットしました。JAMprojectにとってもチャレンジだったので、とても大切な曲です。ぜひ聞いてみてください」といったコメントも紹介された

 この後、ルーンエンジェル隊――稲村優奈さん(アプリコット・桜葉役)、花村怜美さん(アニス・アジート役)、明坂聡美さん(ナノナノ・プディング役)、平野綾さん(カルーア・マジョラム役)、中山恵里奈さん(リリィ・C・シャーベット役)の登場とともに、ブロッコリーのスタッフが実際にプレイしながらゲームを紹介。お互いのキャラクターについてほのぼのとしたエピソードが語られるかと思いきや、自らの演じるキャラクターが撃墜されかねない展開に、5人からは悲鳴ともとれる叫び声が上がっていたのが印象深かった。

photophotophoto (左から)稲村優奈さん、花村怜美さん、明坂聡美さん

photophoto (左から)平野綾さん、中山恵里奈さん

photophoto 前日に猛特訓していたというスタッフによるプレイだったが、かなり際どいプレイの連発で、ルーンエンジェル隊のメンバーは元より、観客席からもどよめきが起こっていた

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」