科学かそれともオカルトか? 事件の真相は選択肢次第――「流行り神2 警視庁怪異事件ファイル」(1/2 ページ)
日本一ソフトウェアは、プレイステーション 2用ホラーアドベンチャー「流行り神2 警視庁怪異事件ファイル」を11月に発売する。嘘か誠か定かではない都市伝説を巡り、主人公は奇怪な事件に巻き込まれていく。
「友達の友達から聞いた話なんだけど……」
希薄な関係を介して伝え広められた、嘘か真かも定かではない奇妙な話――都市伝説。首なしライダーやトイレの花子さん、人面犬なども有名な都市伝説の1つである。
2004年8月に発売された「流行り神 警視庁怪異事件ファイル」の続編となる本作でも、都市伝説にまつわる不可解な現象、謎をモチーフにしている。日常の片隅に存在する僅かな違和感、そこから発展する常識では考えられない出来事を、科学的見地とオカルト的見地の2つの側面から捉えていく選択肢型アドベンチャーゲームとなっている。どちらの見地に立つかによって物語は大きく変化していくというのだが……。
本作は数話のオムニバス形式でまとめられたストーリーで構成されており、登場人物の行動や言動でその後の展開が複雑に絡んでくるようになっている。効果的な演出によって、時には画面の前で凍り付くこともあるだろう。進行は単純なテキスト選択だけでなく、ストーリーを進めながら人物の相関を完成させていく「推理ロジック」や、それまでの話の展開を自問自答によってまとめる「セルフ・クエスチョン」、所持しているポイントを消費して選択肢を選ぶ「カリッジ・ポイント」などを特徴としている。
ストーリー
この物語の主人公。24歳。警視庁警察史編纂室に所属する刑事で、階級は警部補。元は捜査一課のキャリア組だったが、ある怪異事件をきっかけに編纂室勤務になる。日常に潜む闇を柔軟な思考で判断し、常識では測れない怪異を科学・オカルトの両面から見据えて 調査できるバランス感覚を持つ
本編4話+αで構成された物語はすべて“都市伝説”をモチーフにした内容となっている。プレーヤーは前作同様、警視庁の警察史編纂室に属する警部補「風海純也」となって、幾多の不可思議事件を科学的もしくはオカルト的な捜査により、その核心に迫る。ストーリーの途中に登場する選択肢を選ぶことによって、各話の流れや結末が変化していくわけだ。各話ごとにエンディングが複数存在するマルチエンディング形式となっている。
結末は大きく「科学的解決」か「オカルト的解決」の2つに分かれているが、どちらのエンドが正しいということはない。主人公以外にも前作から引き続き愛すべき頼りになるキャラクターたちが登場する。
登場人物は、前作に引き続き小説挿絵やゲームキャラクターデザインなどで活躍する実力派イラストレーターの菅原健氏が担当する。キャラクターはメインキャラクターの他、各話専用キャラなど30人以上が登場する。
風海と同じく、編纂室所属の刑事。ベテラン刑事の風貌であるが、28歳の独身。階級は巡査部長。体育会系で階級を重んじ、 年下である風海を「先輩」と呼ぶ。柔道三段、剣道三段、空手二段の熱血漢だが、血や怪談話が大の苦手である
警察史編纂室のヌシ。怪しげな大阪弁をあやつる。階級は警部。風海純也たちの上司。普段は、仕事もせずTVを観ているか、公営ギャンブルへ出かけてしまうような自由人。しかし、ごく稀にオカルトに対する博識ぶりを披露したりと、公務員とは思えないほど謎の多い人物
警視庁科学捜査研究所プロファイリング研究チームに所属。24歳。中学卒業後、渡米し、飛びぬけた知性でプロファイリング技術を習得。20歳にして大学を卒業し、FBI入りを希望するも国籍の壁から断念。警視庁に入庁以来、短期間に数々の難事件の解決に携わる。現在、階級は警部補。毒舌で高飛車で自分勝手だが、自覚は皆無。科学を妄信しており、オカルトを真っ向から否定しており、何かと風海に突っかかってくる
第零話「暗闇天」
風海の高校時代の同級生であり、初恋の人。自殺した夫の遺品を受け取りにきた帰り、警視庁のホールにて偶然風海と再会することになった。美術への造詣が深く、自身も絵を描いていたが、事故のため、今は右腕が不自由
警視庁の地下5階。常識では考えられない不可解な事件が記録されたファイルの書棚が立ち並ぶ警察史編纂室。そこが主人公・風海純也警部補の勤務先だった。彼の仕事はオカルトじみた事件ファイルについて、起こり得る可能性を確かめて、正しく分類・整理すること。刑事の貫禄たっぷりだが年下の風海を階級に従って先輩と呼ぶ小暮宗一郎巡査部長と仕事もせず一日中テレビを見ていることもあるギャンブル好きの犬童蘭子警部、この3人が編纂室のメンバーだった。
仕事も一通り片付き、帰宅しようと警視庁のロビーに出た風海と小暮は、そこで偶然風海の高校時代の同級生で初恋の相手「橘雪乃」と出会う。彼女は自殺した夫の遺品を受け取りに来ていたという。
雪乃を自宅まで送ることにした風海たちは、車内で高校時代の話から雪乃の仕事の話、夫との出会い、そして自殺までの経緯を聞くことになった。夫の自殺は夫婦で経営していた画廊が倒産して破産したことが原因らしいということ。その日、雪乃がバイトから自宅アパートに帰ると夫が首を吊っていたこと。雪乃はまるで壊れた蛇口のように言葉を漏らしていた。
雪乃のアパートに招かれた風海と小暮。自殺に使われた部屋だからなのか、小暮は落ち着かない様子だった。雪乃の夫の仏壇に手を合わせた後、トイレに立とうとした小暮は不注意で部屋の鏡を割ってしまう。そこに奇妙があった……。鏡があった場所の壁に“染み”が浮かんでいた。見方によっては暗褐色一色で描かれた不気味な女の絵のようにも見える。割れた鏡を片付けていた雪乃は、染みのような絵を特に気にする様子を見せない。染みを凝視していた小暮は、我に返ると一目散にアパートを飛び出していた。
雪乃のアパートから出て、乗ってきた車に戻ると、車内で小暮が真っ青な顔をしながらアパートを睨んでいた。小暮は明らかに雪乃のアパートに入った後に急に息苦しさや吐き気を感じたという。さらに錯覚かもしれないが、壁の染みの方からの視線も感じたらしい。そのときは気付かなかったが、鏡の裏には中身のない御札さえも貼ってあった。
「春日さんのご主人は、本当に自殺だったのでありますか?」
夜の帳が下りた中、アパートは雪乃の部屋だけ、頼りない電灯がともっていた……。
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