さくっとアンインストールされました――「CODED ARMS CONTAGION」マスコミ大会

KONAMIは9月27日に発売されたPSP用ファーストパーソンシューティング「コーデッドアームズ コンテイジョン」の対戦モードを使用したマスコミ対抗戦を開催した。

» 2007年10月02日 21時21分 公開
[加藤亘,ITmedia]
プレーヤーキャラクターや武器の成長要素などのやり込み要素もある

 KONAMIは本日、9月27日に発売されたPSP用ファーストパーソンシューティング「CODED ARMS CONTAGION」(コーデッドアームズ コンテイジョン)のマスコミ対抗戦を開催した。

 2005年6月に発売された、PSP用オリジナルFPS「CODED ARMS」の続編である「CODED ARMS CONTAGION」は、前作のテイストはそのままに、さらなるサイバー感の拡張を実現している。最新作では、オリジナルストーリーで進めるシングルプレイモードと、最大8人まで同時参加が可能な対戦モードを用意。ロックオン機能や3段階の難易度設定などが追加されている。対戦モードは、アドホック/インフラストラクチャーの両モードに対応しており、インフラストラクチャーモードでは、ネットを通じて世界中のプレーヤーと対戦することも可能だ。




会場となったKONAMIホールは、レーザー光線があてられスモークがたかれるというなにやらえらい気合いの入れよう

 今回のマスコミ大会では、日頃ゲームにどっぷりの腕自慢を集めて優勝者を決めるというもの。ルールは、マスコミ各社からの代表17名によるデスマッチ方式で、予選リーグでは4〜5社に分けて、1試合10分間で終了時にKILL数が多いプレーヤー各ブロック上位2位まで、計8名が勝ち抜けというもの。KILL数が同数の場合はDEATH数の少ない方が勝利で、DEATH数も同数の場合はジャンケンで決着となる。決勝リーグもステージこそ異なるものの、勝利条件は一緒。一番KILL数が多い者が優勝となる。

 ちなみに対戦ステージは、予選第1試合が障害物の多い2つの倉庫とそれをつなぐ通路で構成される「2つの倉庫」と、予選第2試合が八角形のフィールドとその上空に張り巡らされた通路で構成された多層空間の「窮地」を選択。また、決勝第1試合はどこからでも見渡せて、中央が高くなっている9つの狭いプラットフォームを一方通行の通路が結ぶ「落とし穴」と、決勝第2試合が広大で入り組んだ構造が特徴的な「アリーナ」で行うことになった。これら予選・決勝各2試合の総合KILL数で勝者が決まる。

左から「2つの倉庫」、「窮地」、「落とし穴」、「アリーナ」

 使用可能武器はピストル、グレネード、ショットガン、スナイパーライフル、バルカン砲の5つ。これら武器を駆使し、各フィールドに設置されているアイテムを利用しつつ自分以外の敵を殲滅するというもの。優勝賞品が新型PSP3台と本作3本、そして特製PSP保護シートということで、参加者たちはこの日までトレーニングを重ねてきていた。

司会はポリゴン犬飼氏が担当。参加者の風貌や言動、行動をひとつひとつ拾って会場を沸かす

 さて、肝心のマスコミ大会である。会場の妙な気合いの入れようにちょっと緊張しながらも、付け焼き刃の戦闘経験値で「せめて楽しめるといいなぁー」ぐらいの面持ちで大会に臨んだのが悪かったのか? いきなり「ITmedia +D Gamesさんは残念ながら欠席ということで」と司会の方にアンインストールを宣告されるというハプニングが発生。慌てて存在をアピールして事なきを得たが、その時すでに勝負は決まっていたのかもしれない。

 「2つの倉庫」では、フィールド中央にある通路に設置された「ハック-.arm」を巡っての攻防となり、そこを起点として攻撃力2倍で近寄る敵を殲滅せんとするタイプと、その通路に群がる敵を遠方からスナイパーライフルで狙うタイプとに分かれた感じで展開。また、リスポーンされる敵狙いで初期配置地点での攻防も見受けられた。このリスポーン狙いは他のフィールドでも際立って目立つ戦略で、特に予選2回戦の「窮地」と決勝1回戦の「落とし穴」では上空や背後からのリスポーン狙らいが横行していた。

 大会は力の差を歴然と見せつける様相で勝つべきプレーヤーが決勝へと駒を進め、さらにその中でも格段の腕を持つ人間が確実にKILL数を伸ばして勝利した。もちろん、筆者はその勝つべくして勝ったプレーヤーには入ることなく、まるで「ハック-インビジビリティー」を常時発動したかのように、体勢に影響を与えることなく終えることとなった。

 優勝者も語っていたが、やはり対戦モードにおいては、いかにスナイパーライフルをズームせずに正面から撃ち抜けるかと、リスポーンした敵を見逃さずに始末するかにかかっているとのこと。もちろん、各フィールドの特性を見極めての戦略も必要となる。

 本作で追加されたインフラストラクチャーモードによって、全世界の猛者たちが敵として、そして時にはチームメイトとして戦うことができるようになっている。シングルプレイもいいが、こうして各社代表者が楽しんだように、マルチプレイでワイワイやるのもゲームのひとつの楽しみ方である。たまには友達と、そして見ず知らずの強者と一戦交えてみてはいかがだろうか? 世界にはまだまだド肝を抜く腕前のプレーヤーが待っている。

各マスコミの代表者が時に真剣に、時に悪化する体調を押しての一進一退の超絶プレイを披露する。優勝はファミ通さん。納得の腕前でした

 このままでは不甲斐ないので、記事をここまで読んでいただいた方に、「CODED ARMS CONTAGION」のソフトと特製PSP保護シートを3名様にプレゼントします。ご希望の方は下記のフォームにメールアドレスと、記事の感想またはITmedia +D Gamesへのご意見・ご感想(必須)をお書きの上ご応募ください。締切は10月7日午前0時まで。なお当選の発表は、当選された方のメールアドレスへのご連絡を持って代えさせていただきます。


「コーデッドアームズ コンテイジョン」のソフトと特製PSP保護シートプレゼント


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「CODED ARMS CONTAGION」
対応機種PSP
ジャンルファーストパーソンシューティング
発売日2007年9月27日
価格(税込)5229円
プレイ人数1〜8人
CEROB
(C)2007 Konami Digital Entertainment Inc.

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PSP | KONAMI | FPS


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