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あのタイトルはこうして作られた――ゲームクリエイターの魅力を探る

誰でも一度は興味を持つであろう「クリエイター」という仕事。今回はプロレスゲームをはじめとするタイトルを手がける株式会社ユークス、オンラインゲームのリーディングカンパニーである株式会社ゲームオンの2社に話を聞いた。

» 2007年12月03日 18時00分 公開
[PR/ITmedia]
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要求されることには“120%”で応えることが大事――株式会社ユークス

画像 ユークス 本社開発室 プロジェクトディレクター 森田隆則氏

 わたしは、バンダイナムコゲームスから発売されているプレイステーション 2用ソフト「装甲騎兵ボトムズ」のプロジェクトディレクターとして、開発側のスケジュールやタスクの管理、細かい仕様設定についてのディレクション業務を担当させてもらいました。まず制作する上で、「ファンにそっぽを向かれないようなゲームにしよう」と考えた時に、「ボトムズ」というコンテンツの一番面白いところは、やはり、「ローラーダッシュ」と呼ばれる個性的な動きだと思いました。そして、その爽快感や楽しさが十分に表現できるよう心掛けて制作しました。また、アクションゲームとして遊んでいて気持ちのいいゲームになるように、そして、作り手として幅広いユーザーに手にとって頂けるゲームになるように心掛けました。もちろん、「ボトムズ」のファンの期待を裏切らない事もとても大事な事だと考えています。

 “ゲームのおもしろさ”ができあがっていく過程を、自分たちで作り上げていける事が開発者の醍醐味であるし、逆につらい部分でもあります。弊社ではアクションゲームを多く制作していますが、「プレイしていて気持ちのいいゲーム」を作り上げることを常に考えています。

 プロジェクトリーダーになるためには、期待以上のものが出せるかどうかがポイントだと思います。上司・部下の関係であれ、クライアントと受注者の関係であれ、要件定義に対する納品物が、期待以上のものを出せれば認められていきますし、そういう人材にはどんどん仕事を任せてくれるのが、弊社のいいところだと思います。言われたことを100%こなすだけでなく、120%のものを出していくことだと思います。

 向上心があって、自分で考えていける人が大事ですね。受け身で考える人は難しいと思います。弊社では自分の中で「こうしていきたい」と考えられる人は評価されて、どんどん上にあがっていけます。その分、頭をぶつけることがあるかもしれませんが(笑)、何事にも負けない人に来てほしいです。

画像 ©SUNRISE ©2007 NBGI

 繰り返しますが、クリエイターとして大事なのはポジティブなことだと考えています。あとは、良くも悪くも自分を信じて作っていくことのできる強い精神力が大事です。自分としては面白いと思って作っていても、そこから調整していかないと、なかなか面白さが伝わらない場面も多々あります。“面白さを伝える”という事は本当に難しいことだと思います。

 わたしは、ユーザーがどのようにプレイするかをイメージして作っているのですが、いかに複雑なプログラムを組んでいても、どのようにユーザーに伝えるかによってゲームのおもしろさは大きく変わります。アクションゲームは、こうした調整がストレートに出るゲームなので、常にユーザーの受け取り方を考えながら作ることが大切だと考えています。

株式会社ユークス

プロレスゲームでは世界でトップシェアを誇るユークス。

受託・自社開発で家庭用ハードからアーケードにも展開中です。

現在新規スタッフを大募集中!詳しくは弊社HPをご覧下さい。


オンラインゲームのビジネスモデルを作り上げられる人が欲しい――株式会社ゲームオン

画像 ゲームオン 経営管理本部 経営企画チーム 大原一峰氏

 株式会社ゲームオンは「RedStone」「RF Online Z」をはじめとするMMORPGの運営を主な事業としています。

 オンラインゲームにおけるビジネスの特徴は2つあります。1つはお客様がゲームそのもの以上にそこから派生するコミュニケーションや社会性を楽しむ傾向にあること。もう1つは、売って終わりのコンシューマーゲームと違い、お客様と数年がかりでお付き合いすることを前提に作られており、プレイヤー・運営会社・開発会社が協力してゲームをより良いものに進化させていく必要があることです。我々のビジネスは、お客様が如何にゲームの中のコミュニケーションを楽しめる環境を用意できるかという、サービス業なのです。

 近年、オンラインゲーム業界の成長性が取り上げられることも多くなってきましたが、その中でも当社は特出した成長を遂げています。2007年現在、6タイトルという業界でも多数のMMORPGを展開しており、その全てが高収益の人気タイトルであることは当社のゲーム運営力の表れであり一番の強みです。またそれは、当社の標榜する「オンラインゲームはサービス業である」という想いの正しさの証明であると考えています。東証マザーズ上場から1年が経ち、今後は既存の事業を更に強化していくことと平行し、自社開発や海外展開、モバイルや他プラットフォームとの連動など、ますます積極的に事業を展開していきます。更なる飛躍に向け、オンラインゲームビジネスのプロデューサー(候補)と、Web開発のエンジニアを広く募集しています。

画像 RF Online Z
©1999-2007 CCR Inc. All Rights Reserved.
©2007 GameOn Co., Ltd. All Rights Reserved.

 プロデューサーは、担当オンラインゲームのクオリティと売上に責任を持ちます。ゲーム運営部門(企画・カスタマーサポート・運用)や関連部門(システム・デザイン・通訳翻訳・広告)のメンバーをまとめ、お客様がより楽しめるゲームを実現していくことになります。また、当社の現行タイトルは全て韓国で開発されたものであるため、通訳を介しての韓国企業との折衝も重要な仕事です。実のところ、オンラインゲームビジネスはまだまだ分かっていないことがたくさんあります。どんなゲームが面白いのか、どんなことをすればお客様に喜んでいただけるのか、それを突き詰めていくことでまだまだ発展の可能性を持っています。ご入社前の段階で、ゲーム業界経験の有無は当社では全く問題になりません。実際、現在活躍しているプロデューサーも、数年前は住宅営業やサービス業での店長など、バックグラウンドは様々です。他社で培ったビジネスの能力と、当社のオンラインゲームのノウハウが上手く相乗効果を発揮してこそ、既存の大きなゲーム会社を超える、新しいサービスが提供できると考えています。

 開発職は、オープン系のプログラミング経験に加えて、データベース知識があると望ましいです。当社ではWindows環境がメインであり、ASP・MS-SQLの経験があれば即戦力ですが、環境的なギャップは特に気にしません。「一緒にNo1の会社を作る」という想いに共感していただけることが大切だと考えています。クライアント(社内他部門)やエンドユーザーと非常に近いサービスですから、自分の仕事の成果をダイレクトに感じることができ、やりがいのある仕事だと思います。今後はゲームの運用だけではなく、SNS等の新サービスの展開が始まるに当たり、企画能力も活かすことができます。

 当社では出身業界や細かい職務経験は問いません。中途採用では経験も重要ですが、それ以上に当社が求めるものは、「これから」を一緒に作り出すことができるかどうかです。今後会社が成長するにつれ、社員に掛かる期待や役割も変化していきます。その時にメンバーと協力し、今までにないサービス・よりよい会社を実現できる方にご入社いただきたいと考えています。

株式会社ゲームオン

6タイトルのMMORPGを展開する、オンラインゲームのリーディングカンパニー。

ゲーム運営を基軸に、積極的に新事業を展開していきます。


「ゲーム業界」おすすめ求人情報

株式会社ゲームオン

■代表者名
李 相

■設立年月
2001年4月2日

■本社所在地
東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー

■事業内容
6タイトルのMMORPGを展開する、オンラインゲームのリーディングカンパニー。ゲーム運営を基軸に、積極的に新事業を展開していきます。

■募集職種1
オンラインゲーム運営スタッフ(プロデューサー候補)

■募集職種2
Webプログラマー

株式会社ユークス

■代表者名
谷口 行規

■設立年月
1993年2月26日

■本社所在地
堺市堺区戎島町4丁45番地の1 ポルタスセンタービル16F

■事業内容
家庭用ゲームソフトの企画・開発・販売

■募集職種1
ゲームプログラマー

■募集職種2
ゲームプランナー

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提供:株式会社ユークス、株式会社ゲームオン
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年12月16日