魔王との戦いは終わらない――「無双OROCHI 魔王再臨」

コーエーは、「真・三國無双」シリーズと「戦国無双」シリーズの武将が入り乱れて戦う、PS2用タクティカルアクションゲーム「無双OROCHI」の続編を発表した。発売日は4月3日。

» 2008年02月01日 17時26分 公開
[ITmedia]

 突如現れた魔王・遠呂智(オロチ)によって創り出された異次元の世界を舞台に、「真・三國無双」シリーズと「戦国無双」シリーズの武将になり代わり、一騎当千の爽快アクションが味わえるタクティカルアクションゲームの続編が登場した。その名も「無双OROCHI 魔王再臨」。

 2007年3月にプレイステーション 2で発売された前作「無双OROCHI」は、約70万本を出荷し、PSP、Xbox 360版、そしてPC版とマルチな展開を果たしていた。「無双OROCHI 魔王再臨」はその続編にあたり、前作のその後のストーリーが描かれる。また、「戦国無双2 猛将伝」の新武将や「伏犠」や「女媧」といった新キャラクターも登場する。さまざまなモードの追加など、前作をはるかにしのぐボリュームとゲーム内容を実現している。

魔王が創り出した異世界に、新たな脅威の影が……。

三國志の世界と戦国の世を融合し、人々を混乱の渦に陥れた魔王・遠呂智。

その魔王が三國、戦国の英傑達に倒されてから、1カ月が経とうとしていた。

平和な時が訪れる、誰もがそう思っていた。

だが、主なき異世界は、再び揺れ動き始める。

遠呂智亡き世を継ごうとする雄、己の武を極めんがため、乱を求める将、いまだに各地で暴れ回る遠呂智の残党、そして、新たなる脅威の影……。

戦乱が再び、英傑達を呑み込もうとしていた。


戦うことがなかった呉の周瑜と陸遜の夢の対決をマッチメイクすることもできるドラマティックモードを搭載

 「無双OROCHI 魔王再臨」は、前作のその後が描かれるのは前述したとおり。前作同様、三国志の魏・呉・蜀と戦国の4本のストーリーを収録。さらに、それら4本とは異なる新たなストーリーも追加されている。

 新規武将としては、古代中国神話に登場する「伏犠」と「女媧」といった仙界の住人をはじめ、2007年8月に発売された「戦国無双2 猛将伝」に登場した「前田利家」や「長宗我部元親」、「柴田勝家」、「ガラシャ」、「佐々木小次郎」など5人の武将も参戦する。


こちらは関羽vs関平の親子対決

 本作では、夢の対決・競演を楽しむ「ドラマティックモード」を新たに追加しているのが特徴で、さまざまなシチュエーションで戦いを楽しむことができるほか、闘技場などのオリジナルステージで、対人戦もしくは対コンピュータ戦を行う2つの新モード「バーサスモード」と「サバイバルモード」が追加されている。

「無双OROCHI」シリーズは、3人1組によるチームバトル戦が特徴だが、最新作ではチームバトル戦をより生かした新たなアクション「援護攻撃」と「合体技」を追加している。


バーサスモード
合体技

「無双OROCHI 魔王再臨」用の完全新規ステージも多数追加されているだけでなく、「真・三國無双4 猛将伝」や「戦国無双2 猛将伝」からのステージも追加されている。左が五行山、右が厳島

伏犠(ふっき)
仙界の住人。豪放磊落。見た目の若さに似合わない、老将のような口調が特徴。生来戦闘を好み、強い相手と見るや侠気に奮い立つ。武器は巨大両手剣を用い、その莫大な質量で敵を叩き潰す。また、仙術によって身体能力を飛躍的に向上させ、超人的な戦いを可能とする

女媧(じょか)
異世界に降り立った仙人の紅一点。美しさと威厳を備えた、流麗な女戦士。自分の武力・仙術には絶対の自信を持っており、他者を見下す傾向がある。皮肉を込めた言い回しが多いのも特徴。男性に対してはガードが固く、触れられることを強く嫌悪する。武器として刺突剣と小型の盾を操り、攻防一体の素早く隙のない攻撃を行う。また、幻惑の仙術を得意とし、敵を手玉にとる

前田利家
情と絆を大切にする熱血漢。彼にとって情や絆は優先すべきものであり、それとは違うものを選択せざるを得ない状況に陥った場合、(たとえそれが理屈として分かっていても)感情的に爆発してしまう。武器としては大型の刀と背中に差した二本槍を用い戦う。刀の素早さと槍の範囲の広さを最大限に活用し、型にはまらない豪快なアクションで敵を圧倒する(「戦国無双2 猛将伝」より参戦)
柴田勝家
峻厳かつ勇猛な織田家の重臣。「時代」を強烈に意識しており、次の世代に時代を繋いでいくことが自然で肝要なことであると考えている。我が子のように可愛がっている前田利家を新たな時代に耐えうる強き者とするため、勝家は戦を通じて、強さとは、武士とは何かを利家に示そうとする。戦の中で散りゆく敵に時代を駆ける武士のありかたを見ながら、苛烈に戦い続ける。武器は2丁の大斧を用いる。重みのある攻撃で、敵を次々となぎ倒していく(「戦国無双2 猛将伝」より参戦)
ガラシャ
良家の姫。風雅のたしなみがあり、外見はおしとやかなお姫様であるが、性格は天真爛漫で純真。また好奇心旺盛で、あれやこれや疑問に浮かんだことをすぐに尋ねては、自 分が納得するまでは決して引き下がらない。箱 入りであったため、一見無知ともとれるほどに世間一般の常識に欠けているところがある。武器は両腕につけた腕輪。合気道による体術と、不思議な術による複合アクションで敵を翻弄する(「戦国無双2 猛将伝」より参戦)

佐々木小次郎
剣の道を求める流浪の武芸者。人 々が世界中で醜く争い、い たずらに他人を傷つけ、自 らの身を守るすべもなくもがき、苦しむ姿を見て、心の底からかわいそうだと思い、せめてきれいに終わらせてあげたいと考えている。また、彼は、剣の目的が人斬りでしかないことを受け入れ、技を磨くことで、そのシンプルな目的を極めようとしている。武器は長く細い刀と、異空間から召喚する巨大刀。舞うような剣術と、一転して手を触れずに操る異形の巨大刀による完膚なき破壊が彼のアクションスタイルである(「戦国無双2 猛将伝」より参戦)
長宗我部元親
土佐の戦国大名。宿命を認めながらも、あえて時代の流れに抗う。感情をあまり露わにすることは無いが、常に熱い思いを胸に秘めている。武器は三味線。独特の奏法で紡がれる音曲が共鳴して広がり敵を圧倒する(「戦国無双2 猛将伝」より参戦)

「無双OROCHI 魔王再臨」
対応機種プレイステーション 2
ジャンルタクティカルアクション
発売予定日2008年4月3日
価格(税込)7140円
プレイ人数1〜2人
(C)2008 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  2. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/25/news043.jpg 娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
  5. /nl/articles/2404/25/news129.jpg プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
  6. /nl/articles/2404/24/news018.jpg 1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
  7. /nl/articles/2404/24/news017.jpg メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
  8. /nl/articles/2404/23/news185.jpg 子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
  9. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  10. /nl/articles/2404/22/news124.jpg ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」