1100都市の詳細地図データを収録――「みんなの地図3」

ゼンリンとソニースタイルが共同企画・開発したPSPソフト「みんなの地図3」が4月24日に発売される。UMDが2枚組になって、約1100都市の詳細地図データを利用できる。

[ITmedia]

　3作目となるPSPソフト「みんなの地図3」は、UMD2枚組で登場。システムディスクとインストール用地図データディスクが用意されており、収録されているデータは、都道府県別にメモリースティック Duoに分割してインストールして使用することができる。東京地方のデータでも約80Mバイト程度となっているので、大容量のメモリースティックを持っていない場合でも十分に使用可能だ。

地図データは地域ごとに選択してインストールが可能

　また、検索項目も前作の住所・駅検索に加えて、約40ジャンル、約190業種のジャンル検索も追加。歩道橋や横断歩道を加味した歩行者ルート探索も、前作の約3キロから最長10キロまで延長されている。ルート表示時にルート上にある階段、エレベータなどがアイコンで表示されるなど、より便利になっている。

ルートはこれまでのような色分け表示のほか、エレベータなどをアイコンで表示してくれる

　要望の多かったGPS自動位置更新の1秒設定も追加されており、GPS測位時の進行方向表示や、進行方向が画面上になるヘディングアップ表示、GPS軌跡表示やログ保存機能も追加された。よく利用する場所を「お気に入り」として複数登録しておくことで、必要な時に素早くその場所の地図を表示することが可能だ。

　もちろんこれまで通り、GPS＋地下街でも現在地が分かる「PlaceEngine（プレイスエンジン）」による現在地検索が可能。GPSレシーバーの稼働状態が分かる「GPSステータス」も用意された。

お気に入りを登録してすばやく表示可能

GPS自動位置更新が1秒間隔で設定できるようになった