憧れ(?)の“痛車オーナー”気分が味わえる「1/24 痛車シリーズ」日々是遊戯

ある意味、オタクにとっては究極の趣味のひとつと言える「痛車」。財布と世間体への大ダメージは必至とあって、一般人にはなかなか手が出しにくい分野だが、この「痛車」のプラモデルが今、人気なのだとか。

» 2008年03月19日 15時36分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

ご近所の目が気になるアナタに

 今やすっかりアキバ系文化のひとつとして定着した感のある「痛車(いたしゃ)」。実際のところ、自分の車をホントに「痛車化」するにはかなりの度胸と踏ん切り、そして経済力が必要だが、「じゃあプラモデルなら」ということで出した「痛車プラモ」が今、人気なのだという。

 その名もズバリ「1/24 痛車シリーズ」。第1弾の「涼宮ハルヒの憂鬱 FD3S RX-7」はすでに発売中で、4月には第2弾の「ToHeart2 AE86スプリンタートレノ」(いわゆるハチロク)がさらにリリースされる予定となっている。発売元はプラモデルメーカーの老舗・アオシマ(青島文化教材社)とあって、細部にまでこだわって再現された車体の作りはさすが。加えて「1/24 痛車シリーズ」ではこれに「ハルヒ」、「ToHeart2」のデカールが豊富に付属し、オーナー(あえてそう呼ばせていただきたい)はこれを車体に貼り付けることで、愛車を自由にデコレーションすることができるというわけだ。

 気になる価格は、「涼宮ハルヒの憂鬱 FD3S RX-7」が3360円(税込)、「ToHeart2 AE86スプリンタートレノ」が3570円(税込)。この価格で、憧れの“痛車オーナー”気分が味わえるとあれば、人気が出るのもうなずける。もともと「RX-7」も「ハチロク」も同社で以前からプラモデル化されていたものだが、いずれも“痛くない車”版に比べて約300円〜500円しか変わらないというのも良心的と言える。

 痛車と言えば、Xbox 360の「Forza2」で日本人がデザインしたペイントカーが世界で絶賛されるなど、もともとかなりの潜在需要が眠っているのではと言われていた市場。今年は「痛車プラモ」が“来る”かもしれない!?

(C)2006 谷川流・いとうのいぢ/SOS団
(C)2004 AQUAPLUS

関連キーワード

プラモデル | アキバ | デザイン | オタク


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」