プレイの仕方は運勢次第!?――新機軸のMMORPGを体験してみた「ルーセントハート」リポート(2/2 ページ)

» 2008年08月12日 16時30分 公開
[網野三平,ITmedia]
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クエストツアーで楽々レベルアップ

 モンスターに倒されて、泣く泣く街に帰還。せっかく街に戻ったので、街にいるNPCからクエストを受けてレベル上げをすることに。本作では、クエストを達成すると、報酬のほかに経験値がもらえる。街の観光をするのにもちょうどいいので、トリーア・クエストツアーを開始。すぐにコンプリートしてやるぞ! と思っていたのだが、レベルが上がるたびに、受けられるクエストの数が増えるので、なかなかクエストを完全コンプリートできない。そうこうしているうちに、目標だった2次職に転職できるレベル10になることができた。

 さっそく、転職クエストを受けるため、騎士団へ移動。転職クエストは2つあり、1つ目は特定のモンスターからアイテムを回収してくるというもので、2つ目はトーリア地下水道ダンジョンに潜入して、宝箱にある騎士の証を手に入れてくるというものだ。

 やっかいなのは、2つ目のクエストの地下水道。中にいる敵は、アクティブモンスターで、不用意に歩き回ると集中攻撃を受けてしまうのだ。おそるおそる進みながら、1匹ずつモンスターを仕留める。宝箱の近くにもモンスターがいたが、一瞬離れた隙にダッシュして宝箱をオープン! 無事、騎士の証をゲットできた。敵に見つからないうちに、急いで地下水道をあとにし、騎士団に報告。メイジからはマジシャンとプリーストに転職できるが、攻撃魔法スキルを豪快に使いたい筆者は、マジシャンに転職することにした。すぐさまド派手な魔法を、といきたいところだが、ド派手な魔法を使うにはレベルが足りず、それを習得するためのお金も足りなかったので、しばらくお預けとなった。早く派手な戦いができるようになりたいものだ……。

トリーア地下水道へは、風の草原を流れる川沿いにある、この場所から入れる
敵に見つからないように宝箱を探そう!

大規模バトルでプレイヤー全滅!?

 クローズドβテスト最終日には、GMがプレイヤーをイベント会場に転送して、巨大モンスターの集団との大規模戦闘が行われた。敵はレベル49にもなる凶悪なモンスターばかりだが、プレイヤーも数え切れないほどの人数で挑むことに。画面上にプレイヤーやモンスターが埋め尽くし、ド派手なスキルのエフェクトが飛び交っていたが、筆者のプレイ環境ではほとんどラグが発生しなかった(以下、参照)。一般的に、クローズドβテストの大規模戦闘は、サーバーの負荷テストを兼ねているため、かなり重くなることが多い。だが、本作はかなりの人数で戦っているのにも関わらず、気になるほどのラグは発生しなかった。これだけの戦いに耐えられるのであれば、今週から始まるオープンβテストでもストレスなく遊べそうだ。

 モンスターとの大規模バトルは、パーティーの回復役であるプリーストが次々と倒されてしまったため、徐々にプレイヤー側が劣勢になり、クローズドβテスト終了の時間にはプレイヤー側はほぼ全滅してしまう事態に……。もっとパーティーで連携して戦わないと勝てそうもない。筆者は、その時点で2次職になりたてのヒヨっ子だったので、ほとんど活躍できなかったが、オープンβテストではもっとパーティーの役に立てるようになりたいと心に誓うのだった。

プレイヤーの数倍もある巨体で、暴れまわる戦神マルス。通り過ぎた後には屍の山が……
イベント会場と並行して、トリーアの街をモンスターが襲撃!

 クローズドβテストで遊んでみて、一番感じたことは全体的にとてもていねいに作られているということ。例えば、クエストの目的地へ導いてくれるガイドや、ショップで装備品を買うときに試着できるという要素は、なくても困らないが、あるとそれはそれでとても便利だ。おかげで筆者も戸惑うことなくプレイできた。オープンβテストでは、本作の目玉とも言えるキューピッドシステムなど、多数の新機能が実装されるとのこと。オンラインゲーム初心者であっても、入り込みやすい本作。キューピッドシステムがあれば、簡単に友達を作ることができるので、オンラインゲームデビューするにはうってつけのタイトルと言える。オンラインゲームに興味はあるけどやったことがないと言う人は、オープンβテストに参加してみてはいかがだろうか。

筆者のプレイ環境

  • CPU:Intel Core 2 6600 2.40GHz
  • メモリー:2.0G
  • グラフィックボード:NVIDIA GeForce 8600 GPS
  • 通信回線:ADSL

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