旧市街には近づかないほうがいい――「おおかみかくし」

昭和58年の夏、都心から離れた山間部でおきた10の悪夢を描く。原案・監督「竜騎士07」×キャラクターデザイン「PEACH-PIT」による伝奇ミステリーアドベンチャーノベル。

» 2009年05月22日 15時35分 公開
[ITmedia]
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神か? 狼か?


 旧市街には隠された“掟”が存在する。KONAMIは、PSP対応ソフトとしてミステリーアドベンチャーノベル「おおかみかくし」を8月20日に発売する。昭和58年。都心から離れた山間にある新興住宅地・嫦娥町(じょうがまち)が舞台。繰り返される悪夢に人それぞれの思惑が絡み合い、10のストーリーが連鎖する。原案・監督に竜騎士07氏、キャラクターデザインにPEACH-PIT氏、そして音楽に伊藤賢治氏を迎えて贈る伝奇ミステリーだ。


ストーリー

 16歳の少年 九澄博士(くずみひろし)は、都心から離れた山間にある新興住宅地・嫦娥町(じょうがまち)で暮らすこととなった。

河川が“旧市街”と“新市街”を分断するこの町は、今もまだ謎に包まれた奇異な伝承や風習が数多く残っている。

取り立てて目立つ存在ではなかった博士をクラスメイトはあり得ないぐらい気にかけてくれる。そんな環境に戸惑いつつも新しい生活を楽しむ博士だが、ただ1人、クラス委員を務める櫛名田眠(くしなだねむる)だけが明らかに博士と距離を置いているのが気がかりだった。数少ない接触の中で、彼女は博士に忠告する。「旧市街には近づかないように」……と。

そこに何があるのか?

……そして恐怖と謎が交錯する。



九澄 博士(くずみ ひろし)
櫛名田 眠(くしなだ ねむる)
摘花 五十鈴(つむはな いすず)

朝霧 かなめ(あさぎり かなめ)
九澄 マナ(くずみ まな)

 なお、舞台となる嫦娥町のサイトもオープンしている。微妙にあか抜けていない感じはまさに地方都市の公営サイトそのものだ。嫦娥町コミュニティだよりからは、ケータイに役場や自治会、町内会からのお知らせや住民の皆様からの投書など届くサービスも。


「おおかみかくし」
対応機種PSP
ジャンル伝奇ミステリー
発売予定日2009年8月20日
価格(税込)5500円
プレイ人数1人
CEROC(15歳以上対象)

関連キーワード

おおかみかくし | ミステリー | PSP | 昭和 | KONAMI


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