2000年1月12日 更新

タカラが@nifty上で有料ゲーム配信サービス
「TAKARA ゲームらんど」を3月に開始

　タカラは1月12日，ニフティおよびシステム開発会社のプロハウスの協力のもと，インターネットゲームセンター「TAKARA ゲームらんど」を3月にオープンすると発表した。

「TAKARA ゲームらんど」は，ニフティの運営するインターネットサービス「@nifty」のホームページ上で，「@nifty」会員を対象にして公開されるバーチャルゲームセンター。タカラの「チョロQ」や「リカちゃん」などのキャラクターを使用したゲームの配信が予定されている。

「TAKARA ゲームらんど」でゲームをプレイするためには，月額300円（予定）で登録すると支給される仮想コイン「GOLD」（300円で300 GOLD）を利用する。

　ゲーム中に「GOLD」を使い切ってしまっても，すぐにネット上で追加購入することも可能。ゲーム代金は毎月のインターネット接続料とともに決済される仕組みだ。

　また，各種ゲームの得点ポイントに応じて景品がもらえるなど，ユーザーには嬉しいシステムも導入される見込み。

「チョロQ」などオリジナルキャラクターのほか，タイアップ他社キャラを含むゲームを順次増やし，2001年3月末にはフィッシングゲーム「バスマスターチャレンジ」など，約20種類のゲームを提供する計画。タカラによれば，この2001年3月には利用者10万人，売上高6億円を目指すとしている。

　なお，「TAKARA ゲームらんど」で提供されるコンテンツのうち，「リカちゃん倶楽部」（http://www.nifty.ne.jp/licca/）が先行して1月13日からスタートする。ここでは，「リカちゃん」のカレンダー，画像メール，チャットルームなどが当面無料で配信される。

[原 毅彦，SOFTBANK GAMES]

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