本日(2月8日)都内のホテルにおいて,インターネット上のキャラクターイベント「インターネットキャラクターショウ2000」(iCS2000)の概略についての発表が行われた。
この企画を担当したアルケミストの代表取締役社長・浦野重信氏は,「これまで行われたエンターテイメントイベントは,ほとんどが東京で行われ,開催期間も短かった。こうした理由で,今までイベントに参加できなかったユーザーも楽しめるものにしたい」と,インターネットでのキャラクターイベント開催の趣旨を説明する。
同氏によれば,メーカー側も従来のイベントでは出資費用もかかりすぎると指摘する。実際,iCS2000への出展費は無料となっている。
またスーパーバイザーとして,コンテンツビジネスに多大な経験を持つフジテレビジョンの立川善久氏や,著作権などエンターテイメントビジネスの法律事務を担当してきた松尾綜合法律事務所の森田貴英氏らを招き,アイディアを募っていく。
iCS2000は4月1日〜30日までWeb上で開催される。ページ上では,キャラクターやゲームや映画,アニメーションなどの紹介のほか,著名人によるネット上の講演,プレゼントコーナー,BBS,企業情報などが展開される。動画なども配信され,見応え十分のコンテンツ群となりそう。
さらに,キャラクターグッズの通信販売も行われる。これは,参加企業からの委託で製品をページ上で紹介し,代引きシステムでの販売となる予定。これにより,カードを持てない年齢層でも,グッズを購入することができるようになる。
また,イベント色を強めるために,津田京佳さん,Yokoさんの二大新人アーティストを起用し,iCS2000の主題歌をレコーディング。iCS2000のページで曲を聴くこともできるぞ。
参加企業は,タイトー,バンダイビジュアル,NECインターチャネル,パイオニアLDC,オメガ・ミコットなど全47社(2月2日現在)。
入場料は無料。主催者のiCS2000実行委員会では,1000万ページビューの入場(アクセス)を見込んでいる。
[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]
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