ソニー・コンピュータエンタテイメント(SCEI)は2月10日,同社ホームページなどにおいて,プレイステーション2のDVDビデオプレイヤー機能について詳細を発表した。
SCEIの発表などによれば,PS2に搭載するDVDビデオプレイヤーは,マルチ言語(音声および字幕),マルチアングル,マルチストーリー,さらには試聴年齢制限(パレンタルロック,8段階)などのDVD再生機能に対応。
また,気になるDVDビデオ再生時の画像品位についても「128ビットCPUと,専用のグラフィックエンジン”グラフィックス・シンセサイザ”を駆使したソフトウェア処理により,高級DVDビデオプレイヤーに匹敵する高画質」(リリースより)しているという。
サウンド面では,ドルビーデジタル(AC-3)およびDTSデジタル信号の光デジタル出力をサポート。ドルビーデジタルおよびDTSデコーダ搭載のAVアンプやプロセッサーと組み合わせることで,サラウンド音声が楽しめる。
PS2では,これらのDVDビデオプレイヤーの機能をすべてファームウェアにより実現しており,今後のバージョンアップやプログレッシブ再生にもソフトウェアのみで拡張可能だ。
専用DVDビデオプレイヤー並みだという,DVD再生機能・画質を武器に,PS2がDVDビデオの普及に拍車をかけるのは間違いない。
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