ナムコは,家庭用ソフトの記憶媒体のデータを読み込ませることができる「スロットリンクシステム」を搭載した,業務用汎用筐体「サイバーリードII」を3月に発売すると発表した。
「サイバーリードII」で利用できる記憶媒体は,プレイステーション用メモリーカードとDreamcast用のビジュアルメモリ。メモリーカードとビジュアルメモリの両方のスロットを,いち早く搭載した汎用筐体となる。
ナムコでは,この筐体の発売時にPS用,およびDC用ソフトに連動する業務用ビデオゲームを2種類用意することも明らかにしている。
1つは野球ゲーム「スーパーワールドスタジアム2000」で,これはPS用として3月23日にリリースされる「ワールドスタジアム4」で育成したオリジナル選手データが使用できるという。
一方,DC用ゲームと連動するのは,プロレスゲーム「新日本プロレスリング 闘魂烈伝4 ARCADE EDITION」。これはトミーのDC用「新日本プロレスリング 闘魂烈伝4」で制作したオリジナルプロレスラーデータを使うことができる。
「サイバーリードII」により,プレイヤーは,アミューズメント施設においても,自宅のコンシューマーゲーム機で制作したデータを披露できるようになる。
ナムコでは,今後このスロットリンク機能を有効活用し,家庭用と業務用ゲームをボーダレスに連動させることを考慮したソフト開発を行っていくとしている。
[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]
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