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Macintoshの祭典「MACWORLD Expo/Tokyo」が本日（16日）から19日までの3日間開催されている。 会場はMacを愛する人やデザインなどを仕事とする人で沸き返っていた。印象的なのは通常のパソコン系展示会と異なり，若い女性や家族連れの割合が非常に高いということ。友達と一緒に訪れた今っぽい女性が嬉々としてiMacに触れている光景も珍しくなかった。また，ゲーム系のイベント同様，来場者が積極的にデモに触れていくのもMACWORLD Expoならでは。 そのMacintoshだが，正直なところゲームのタイトル数はあまり多くない。しかし，iMacの人気からここ最近ではその数も徐々に増えてきている。 会場ではP&Aが「QUAKE III Arena」，イマジニアが「CAESAR III」，アイドス・インタラクティブが「TOMB RAIDER 3」，ソースネクストが「UNREAL」，アイピックが「Railroad Tycoon II」といった，Windowsの世界でも人気のタイトルを出展していた。またコーエーやアイフォーといった国内のメーカーも出展をしており，改めてMacのユーザー層の厚さをうかがい知れた。 会場では「コンシューマショーケース」と銘打った，ゲームメーカー（約20社）やエデュテインメントソフトのメーカーなどを集めたコーナーが設けられた。そこでは来場した人たちがワイワイと入れ替わり立ち代りでゲームなどを楽しんでいる様子が見られた。 そのコーナーでひときわ目を引いていたのがロディックのブース。自分のことを“かわいいクマの子”と思い込んでしまった少女クッキーが，シュールな世界で冒険を繰り広げるというRPGっぽいアドベンチャーゲーム「Cookie's Bustle」が話題。 100％国内で開発されたゲームだが，その素晴らしいグラフィック，豪華声優陣の起用など，かなりの力の入ったタイトルだ。その証拠にブース前はデモプレイの順番を待つ人や，説明員と楽しそうに話しこむ人々が沢山集まっていた。 このほか，会場では3dfxのVoodoo5をMacに完全対応させて今年の第2四半期に発売するという情報が流され，3Dグラフィックを使用したゲームの移植もさらに加速されるのではという期待も膨らんでいた。 今回のExpoでは，一時期は元気のなかったMacのゲームたちが，またここに来て元気を呼び戻して来た，そんな印象を受けた。 [SOFTBANK GAMES]
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2000年2月16日 更新
MACWORLD Expo/Tokyo 2000開幕
