セガ・エンタープライゼスは,平成12年3月期の業績予想について,当初予想よりも大幅に下回る353億円の赤字見込みとなることを発表した。同時に,事業再建に向けてシーエスケイと大川功会長による1000億円の増資についても明らかにしている。
セガの発表によれば,今回の業績修正の主な要因として,Dreamcastの国内販売が中間決算発表時の下期計画を大きく下回ったことを挙げている。結果,下期の国内販売はハード60万台(計画110万台),ソフト430万本(同875万本)となる見込みだという。
業務用機器販売部門では,「ダービーオーナーズクラブ」や「サンバDEアミーゴ」といったAC用ゲーム機の好調により,国内の売上,利益ともに計画通りの見込みとなったもよう。
同社では,今後の対応として,Dreamcastを中心としたネットワークビジネスに注力していくことを再度強調している。
[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]
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