コナミは3月13日,同社の将棋ソフト「永世名人」シリーズの制作者である,吉村信弘氏がコンピュータ将棋協会(CSA)から「CSA貢献賞」を受賞したと発表した。
コナミの「永世名人」シリーズは,'90年の発売以来,人気を博している人気将棋ソフト。駒組機能の搭載や,プレイヤーが手を考えている間もコンピュータが思考する機能による待ち時間の大幅な短縮など,エポック的な将棋タイトルとして知られている。
4月13日には,プレイステーション2用として「永世名人IV」のリリースも予定。最新定跡約10万手を搭載するなど,発売が待ち遠しい1本だ。
今回の吉村氏の受賞は,同シリーズがコンピュータでは難しいとされていた“駒損をして攻撃する”「1五棒銀戦法」を実現したことや,海外のコンピュータチェス技術の文献を日本へ紹介する同氏の翻訳活動など,コンピュータ将棋関係者間の技術情報交換の活性化が評価されたものだという。
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