2000年3月17日 更新

「東京おもちゃショー」の主役は
各社で出展されたペットロボット

　ソニーの「AIBO」で一気に注目が高まったペットロボット。現在東京ビッグサイトで開催中の「2000東京おもちゃショー」では，各社でこのペットロボットを出展しており，その仕様は色々で見て回るだけで楽しいぞ。

　セガトイズでは，ご存知犬型の「プーチ」を多数出展。猫型「ニャーチ」なるロボットも参考出展されていた。ネーミングまたなかなか……。小鳥型のものも出てました。

　タカラでは，ロボットコーナーを設置し，「鉄腕アトム」の模型なども展示する力の入れよう。水中ロボット「アクアロイド」シリーズは，魚やクラゲ，カニなどの形態のメカが本物さながらにソーラーシステムで動く。秋くらいからリリース予定。「ロボパル」シリーズも出展され，手に乗るサイズのかわいい猫型モデルの動作がプリティー！

　バンダイは発表したばかりの猫型自律型コミュニケーションロボット「BN-1」も人気。握手に反応する「肉球センサー」などにより，本当にコミュニケーションが楽しい製品となっている。ポケットサイズの「BN-2」も，人工知能プログラムの活用で多彩な動きを見せていた。ワンダースワンで作ったプログラミングで，自由に動かすことのできる「ワンダーボーグ」は，外装を変更することもでき，小学生の話題となりそう。

　そして，SOFTBANK GAMES編集部がイチオシなのは，（ペットロボットではないけど）同社ブースのガンダムに登場する「ザク」のラジコン製品。モノアイに埋め込まれたカメラを任意に移動し，手元の液晶にうつして狙った所に弾丸を発射する上半身と，二足歩行（！）できる下半身で分かれての参考出展。リリースは2001年後半予定で，説明員によれば「5万円以下に抑えたいんですが……」とのこと。

　トミーが参考出展していた「人間DOG」（右写真・小）は，言葉を記憶させて状況に応じてさまざまな動きをしてくれる。ほかにも参考出展で，写真（大）のようなロボットも登場。ぺったり寝そべったりできるなど，複雑な動きも可能だ。

　価格も数千円から1万円台と驚くほどリーズナブル（ザクは別ね・笑）。キミもこの土日は，おもちゃショーで愛犬ならぬ，愛ロボットを探しに行ってみよう。

[SOFTBANK GAMES]

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「2000 東京おもちゃショー」

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