発売後たちまち売り切れてしまった,「BIOHAZARD」のエアソフトガン“サムライ・エッジ”の次の出荷が行われることになった。その名も「SAMURAI EDGE “改”クリス・レッドフィールド モデル」だ。そう,名前が示す通り,初代「BIOHAZARD」のクリスが使う銃という設定で製作された派生モデルなのだ。
クリス・レッドフィールドは“S.T.A.R.S.”のアルファチームでもトップレベルの射撃技術を持っている。そのクリスのためにカスタムショップ・ケンドが作ったモデルが今回の銃だ。本来ならばこのケンド・カスタムはS.T.A.R.S.メンバー全員に支給されるはずだったが,あの“洋館事件”で組織が壊滅状態になったため,結果的にクリスがこの銃を手にすることはなかった。
今回登場するクリス・モデルは先行して発売されたジル・モデルとは,何点か異なる部分がある。
まず,銃に対する要求が厳しかったクリスのために,スライド(上部フレーム)は高硬度スチールから新造され,表面硬度や対腐食性の向上のためにブルーフィニッシュが施されている,という設定だ。このためにクリス・モデルのスライドは青味かかったつや消し黒となっている。
次にトリガーは素早い操作を実現するために,シルバーに磨き上げられ,クリスの指に合わせたラインへと変更された。そして素早いマガジンチェンジが行えるよう,スライドストッパーは長いエクステンドタイプへと変更されている。フロント,リアサイトはジル・モデルのコンバットサイトから,さらにマニアックなCQBコンバットサイトが採用されている。
そしてジル・モデルでもうおなじみのグリップ周りのデザインは,相変わらず秀逸な仕上がりだ。誇らしげなS.T.A.R.S.のメダリオンが涙を誘う?
相変わらずマニアックな背景設定で,本物にもありそうなカスタム内容だ。コレクションアイテムとして,またサバイバルゲーマーにも手に入れる価値のある1挺だ。気になる価格と発売時期はまだ未定だが,恐らく価格はジル・モデルと大きな差はないはずだろう。これに関しては続報が入りしだいお知らせしよう。
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