第4回日本ゲーム大賞・グランプリは,ポケットステーション用ソフトの「どこでもいっしょ」(ソニー・コンピュータエンタテインメント)が受賞した。
グランプリはゲーム大賞の中でも最高の栄誉であり,まさに1999年度を代表する作品として評価されたことになる。
本命と思われていた「ファイナルファンタジーVIII」「ポケットモンスター金・銀」を押しのけての快挙に,東京国際フォーラムにつめかけたゲーム業界関係者,招待客も一様に驚きを隠せない様子。
3階席には一般投票者から抽選で招待されたゲームファンが陣取っていたが,発表の瞬間にはどよめきと歓声が広がった。
●どこでもいっしょ
「どこでもいっしょ」はポケットステーションの中のキャラクターとお話を楽しむという,全く新しいタイプのゲーム。
猫のトロや,カエルのリッキー,ロボットのスズキといった,それぞれに個性をもったキャラクターがプレイヤーが教えた言葉を次々と覚え,ユニークな会話を連発する。どこへ行くにもポケステが手放せない話し相手になっていくというものだ。
プレイステーション画面の立体的なキャラと,ポケステのデフォルメされたドット絵キャラのギャップをうまく生かしており,言葉遣いとコロコロ変わる表情が魅力的で不思議なリアリティを生み出している。
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