メトロワークスは4月11日,同社のPS2用ゲームソフト開発ツール「CodeWarrior for PlayStation 2」が,クライテリオンソフトウエアの「RenderWare 3 PlayStation 2 SDK」に正式に対応したと発表した。
ご存知「CodeWarrior for PlayStation 2」は,GUIベースのPS2ソフトウエア開発環境で,4月7日に最新バージョン(リリース1.55・39万8,000円)を発売したばかり。
「RenderWare 3」は開発に3年を費やし,数々のプラットフォーム上でフィールドテストを重ねたというマルチプラットフォーム対応の3Dゲーム開発ツールキット。リリースによれば,このミドルウェアを使用することにより,一般に開発期間を半年から1年程度削減することが可能だという。
「RenderWare 3 PlayStation 2 SDK」(15万円・1年間,1プログラマー当たり)は,PS2用ゲームに求められる高性能グラフィックニーズに応えることができるもの。現時点で「RenderWare 3」は,このPS2版以外にも,Dreamcast版,Windows版が用意され,昨年末のリリース以来3カ月で世界中の約100社に採用されている。
今回,「CodeWarrior for PlayStation 2」が「RenderWare 3 PlayStation 2 SDK」に対応したことにより,「CodeWarrior」のGUIによる使いやすい統合開発環境上で,PS2用3Dゲームの開発を行うことが可能となった。メトロワークスでは,「今回の対応により,ゲームソフトを市場に出荷するまでの開発サイクルを短縮することが可能となる」としている。
[SOFTBANK GAMES]
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