ソニー・コンピュータエンタテインメントは5月11日,北米市場において,拡張機能を持ったプレイステーション2を10月26日に発売すると発表した。
北米向けにリリースされるPS2は,本体の基本サイズをほとんど変えることなく,本体内部に将来の機能拡張に対応したハードを収納するための拡張スペースを確保しているという。
この機能拡張ユニット内には,HDDなどを収納できる3.5インチドライブベイとネットワークインタフェースが将来装備される予定。
北米におけるPS2の発売に合わせて,ソニー・コンピュータエンタテインメント アメリカでは,北米向けPS2用にソフトを制作するソフトメーカー208社とライセンス契約を締結。年内の発売を目指し,約50タイトルの制作が進行中とのこと。
北米でのプレイステーション2の価格は299米ドル。初回出荷台数は100万台以上を予定している。
同時に,「日本国内の拡大する需要および,海外への展開に伴うPS2増産に対応するため」(SCEJ),約1300億円を投資し0.18ミクロンプロセスの微細加工技術を導入した半導体生産能力の増強を進めていることも明らかにされた。このプロセスでのLSI生産投入は6月の予定。
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