既報の通り,CSK・SEGAグループのネットワークサービスプロバイダー会社であるISAOは,新代表取締役社長に元日本IBMの大山俊道氏を迎えたことを発表した。現・会長兼社長の大川功氏は会長職に就く。
今回の異動は,株式公開に向けてISAOがプロバイダーとしてさらなる経営体制の強化を図ることと,大川氏が会長職に専念し,グループ経営に集中するためだとしている。ちなみに大川氏によれば,ISAOの上場は年内から来年の初めにかけての時期を計画しているという。
新社長の大山氏(写真・中)は,昭和22年生まれの53歳。日本アイ・ビー・エムで,e-ビジネス推進担当取締役などを務め,この2月に退任していた。ISAOの取締役社長には5月1日付で就任している。
大山氏は,「IBM時代に,日本で初めてe-ビジネスを提唱したという自負がある。ISAOでも,アミューズメント型の新しいビジネスを確立したい」と語った。
今後,従来からISAOが提唱している“ライブ・コミュニティ”をさらに拡大。「ドリームパスポート」をパイプとして,携帯電話や双方向衛星のデータ通信をも含むあらゆる通信を融合させ,多くの端末に対応した「通信融合型ネット」を目指す。
同時に柔軟で広範囲なオープンアライアンスを展開しつつ,個人の志向に沿った“パーソナライズド”なアミューズメントサービスを提供していきたいとした。
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