セガ・エンタープライゼスは,7月15日からCATVでのDreamcastによるインターネット接続サービスを本格的に開始すると発表した。
CATVインターネットには,10Mbpsの大容量高速接続を常時低コストで利用できるという大きな利点がある。
現状のDCにCATVインターネット接続の機能を持たせるには,DCのモデム部分を「ブロードバンドアダプター」に交換する必要があるが,セガではすでに2月からその量産を開始しているという。
「ブロードバンドアダプター」は,CSIから7月15日に8800円で発売され,CSIのホームページで6月13日から予約の受付が開始される。
セガは,CATV局との連携により,ゲーム以外にも映画やアニメ,カラオケ,音楽の配信やネット対戦ゲームなどのコンテンツをCATV向けに開発。まず,CATVインターネット接続向けのネット対戦ゲームを開発し,近日中に商品化を予定している。
また発売が予定されているDreameyeのLAN対応版も開発。映像コミュニケーションやVideoメールなどの機能を常時接続と言う利点を生かしたコミュニケーションツールとして利用できるようにしていく。
現在,DCのインターネット接続を導入予定のCATV局は,タイタス・コミュニケーションズ,関西マルチメディアサービス,名古屋ケーブルネットワーク,KDDメディアネットなど。
家庭用テレビゲーム機では世界で初めて実用化されるブロードバンドサービスとなる今回の計画。CATVが利用可能なDCユーザーは要注目だ。
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