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PCゲームメーカーのシャルラクは今日（6月30日），「インターネットテーマパーク構想」について発表会を行った。この構想の中で，IT戦略に基づくコンテンツ配信に当たりインターナショナルサイエンスティフィック（IS）と提携を行い，独自のWebカードを採用することも明らかにした。 
シャルラクは，ISが持つビジネスモデル特許であるインターネットの時限利用課金システムにおいて，「ゲーム」「美少女」「占い」「風俗」の4分野において，国内総販売代理店権を取得。独自のWebカード「インターネットカード」（i-card）の販売を行う。 
同社の代表取締役社長・田代成治氏（写真）によれば，このカードを初年度20万枚（売上高：3億円），2002年度には年間80万枚（同17億円）販売する計画だという。その半分はパッケージソフトに同梱する予定で，ほかイベント販売や店頭・通販などで，この数を売りたいとしている。 このカードを利用する，シャルラクの「インターネットテーマパーク構想」は，ポータルサイトを用意し，協賛メーカーにコンテンツあるいは素材を提供してもらい，i-cardの課金を同社で行うというもの。コンテンツの運用そのものも請け負うという。 今回の発表では，エフアンドシーの参加が発表され，「きゃろっとガーデン」というアトラクションが用意されることも明らかにされた。 「きゃろっとガーデン」では，エフアンドシーの美少女ゲーム関係を中心に，PC向けの音楽や原画の配信，携帯電話向けの着メロなどの展開を予定しているという。このアトラクションでは，どこに課金が発生するかは明らかにされなかった。 シャルラクでは，エフアンドシー以外にも，この「インターネットテーマパーク構想」への賛同メーカーを広く募集している。 [SOFTBANK GAMES]
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2000年6月30日 更新
シャルラクが独自Webカード利用のネット展開
